二宮和也、中谷美紀、大沢たかおのトリプル主演の世界観 鈴木雅之監督が語る三視点の撮影手法<ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜>

2024/07/06 08:00 配信

ドラマ インタビュー

「ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~」ストーリー


12月24日午前0時、横浜。クリスマイイブのきらびやかな光の陰に隠れるように、銃殺事件が発生。容疑をかけられたのは記憶喪失の男・勝呂寺誠司(二宮和也)。彼はとある場所で目を覚ましたとき、目の前に頭部を撃たれた死体が横たわっていた。不安と恐怖に襲われる中、パトカーのサイレン音が聞え、落ちていたスマホからは「早く逃げろ!」と男の声。かくして誠司は逃亡犯になる。

時を同じくしてクリスマスディナーの準備に追われていたのは、横浜の老舗レストランで腕を振るう孤高のシェフ・立葵時生(大沢たかお)。妻を亡くして以来、「もう二度と誰も愛することはないだろう」と孤独な人生を歩んできたが、一度だけ、一瞬の恋に落ちたことがあった。それでも脇目を振らず仕事に打ち込んできた時生。この日も予約は満席で朝から仕込み作業に追われていたが、突然店に見知らぬ男が侵入してきて…。

その頃、事件現場に直行したのは地方テレビ局「横浜テレビ」の報道キャスター・倉内桔梗(中谷美紀)。理想の報道を追求し続け、自らの企画で立ち上げた報道番組「日曜NEWS11」を5年間キャスターとして背負ってきた。しかし、突如番組の打ち切りを告げられる。恋を捨て、プライベートを捨て、仕事に生きてきた彼女に突きつけられた残酷な現実。納得などできるはずもないが、腹をくくり“最後の事件”を追う。

Blu-ray&DVD BOXには本編とは別に、それぞれの主人公の視点から描いた「逃亡編」「レストラン編」「地方テレビ局編」「真礼編」が収録されている。