<来週の虎に翼>順風満帆な日々を送る伊藤沙莉“寅子”…そんな中、家族との間に不穏な空気が流れる

2024/07/06 21:30 配信

ドラマ

「虎に翼」第71回より(C)NHK

伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第15週となる「女房は山の神百石の位?」が7月8日(月)より放送される。

「虎に翼」とは…


同作は、日本で初めての女性弁護士の一人となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し、法曹の世界に進んだ、伊藤演じる主人公・猪爪(佐田)寅子。出会った仲間たちと切磋琢磨しながら、日本初の女性弁護士で後に裁判官となり、困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開く寅子の姿を描く。脚本は吉田恵里香氏が担当する。

第15週「女房は山の神百石の位?」あらすじ


第15週では――

昭和26(1951)年。視察のためにアメリカに行っていた寅子(伊藤沙莉)が帰国する。寅子は雑誌の取材を受け、多岐川(滝藤賢一)とラジオにも出演。それぞれ「家庭裁判所の父」「家庭裁判所の母」とも呼ばれ、後輩も出来て順風満帆な日々を送る。

そんな中、寅子は福田慶太(中村無何有)、瞳(美山加恋)の離婚調停を担当することに。妻が不貞行為をしたことで夫が離婚を申し立てたが、妻の瞳は寅子が担当することで自分に有利な判断をしてもらえると考えているようだった。

――という物語が描かれる。

公式ホームページ掲載の予告動画は、「私のことを若い子たちの希望の星だって」という寅子の明るい声と共に始まる。寅子が鮮やかな色の洋服を身にまとい、サングラスを外して「ハァイ!」と微笑む姿や、思い詰めた表情を浮かべる花江(森田望智)、そして「それでこそ佐田寅子だ!」という声に「ありがとう」と答える寅子を女性たちが囲み拍手するシーンが流れる。

その後、「自分の立場を君は全く分かっていない」という桂場(松山ケンイチ)の声を背景に、女性に手を振り上げられおびえる寅子の姿が映し出される。

また、場面が切り替わると、花江の「トラちゃんが見ているのはね、本当の優未(竹澤咲子)じゃないの」というせりふと共に、仲睦まじい家族団らんの様子を窓の外から涙ながらに見つめる寅子が映る。その後の家庭内でのシーンでは「言いたいことがあるなら…」と問いかける寅子に「そういう態度よ!」と花江が声を荒らげ、さらに寅子が「何?その言い方」と返し、動画は幕を閉じる。

日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・猪爪(佐田)寅子の人生にこの先さらにどんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。

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