和田聰宏、蟹江敬三が演じた“粂八”を受け継ぐ覚悟を語る「怖いと感じていたら演じられないと思った」/「鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛」

2024/07/04 18:00 配信

ドラマ バラエティー コラム

粂八役への意気込み「ここからさらに時代劇を盛り上げていけるように頑張っていきます」

「鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛」より(C)日本映画放送


――現代劇を多数経験されている和田さんが感じる時代劇の魅力をお聞かせください。

現代劇と比べて、感情が複雑に絡み合ったり、登場人物の葛藤など、より情緒があるのが時代劇の魅力だと感じます。言葉だと伝わりづらいところもあるので、色々な世代の方たちに実際に時代劇を見てもらいたいです。

――「鬼平犯科帳」シリーズは続いていきます。粂八役としての意気込みをお願いします。

最近の時代劇の中でも「鬼平犯科帳」は、人間像を掘り下げて丁寧に描き、メッセージ性もはっきりしている。現代劇では味わえない魅力がたくさん詰まっています。僕もここからさらに時代劇を盛り上げていけるように頑張っていきたいと思います。

――「血頭の丹兵衛」の放送後にはスペシャルトーク番組も放送されます。最後に、特番の見どころをお聞かせください。

火付盗賊改方の皆さんの仲の良さがとても良く出ていて、すごく面白かったです。僕と波岡一喜くんが今回はゲストとして出演しているんですが、二人ともかなりイジられました(笑)。本編とは違った姿を見ることができるので、そこのギャップを楽しんでいただければと思います。

「鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛」・あらすじ


捕縛された盗賊・野槌の弥平一味の小房の粂八(和田)は、かつて自分のお頭だった盗賊・血頭の丹兵衛(古田)が残虐な盗みを働いたと知り、それは偽者だと主張する。粂八が知っている丹兵衛は、“殺さず、女を犯さず、貧しき者から盗まず”という三ケ条を掟とする本格派の盗賊だった。粂八は密偵となって丹兵衛一味が潜伏しているという島田宿に赴きたいと平蔵(幸四郎)に願い出る。島田宿での探索が続く中、江戸では新たに丹兵衛の仕業と思われる盗みが発生する。

『鬼平犯科帳アフタートーク 「血頭の丹兵衛」編』(C)日本映画放送

なお、「鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛」と『鬼平犯科帳アフタートーク「血頭の丹兵衛」編』は時代劇専門チャンネルにて7月6日(土)に独占初放送される。