正義感が強いが、家族関係では複雑なものを抱えていたようで、現在は刑事を辞めて警備員をしている冴木の謎を表現する成田。灰川に心酔し、不思議な空気感をまとった花音の雰囲気を出す吉川。顔の半分にあざがあり、丸いサングラスを常にかけて怪しさ全開なさすがの存在感を放っている小日向。
3人の演技に引き込まれるうち、1時間があっという間だった。
また、7年ぶりに地上波ドラマで、ぶっきらぼうな言葉遣いながら優秀さがかいまみえる冴木の先輩刑事・五味に扮(ふん)している黒木、なぜ灰川邸で暮らしていたのかの謎を持つ蒼佑役の萩原、明るく人懐っこい性格の新人刑事・鈴木役の佐藤、警部役の野間口、そして過去と現在の事件のつながりを見つける記者役の山下ら、脇を固めるキャストの演技も光った。
タイトルがトレンド入りした中、視聴者からは「俳優陣の演技力に圧倒された」「成田さん安定のうまさ」「成田くんの繊細な演技がいい」「闇深い吉川愛がたまらない」「ダークサイドな小日向さんも最高」「演技でゾクゾクさせてくれるのいい」「シリアスな演技に目が離せなかった」など演技への称賛が多く投稿された。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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