――上田さん演じる七瀬と、健太はバディのような関係ですが、どう演じたいですか?
凸凹コンビというか、物語の真ん中にいる人の2タイプだと思うんですよね。物語の中のヒーロー像と、いろんな出来事から成長していく人。
物語の両方の役割を担っているので、七瀬がヒーローで、秘められた過去があったりして。健太は健太でいろんな出会いがあって成長していく話だと思うので、もちろん、上田さん演じる七瀬が主人公ですけど、横の二本軸になれたらいいなと。
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
こういう風に世界観がガッチリつくられている作品って、なかなか珍しいと思うし、攻めているテレ東の「ドラマ24」という枠でやれるというのは、刺激的なプロジェクトなんじゃないかなと思っています。
――華役について、役作りなどはどのようにしてますか?
監督からは、繊細な表現の役作りをと言われています。記憶喪失の役なので、キャストの皆さんのお芝居を感じとりながらお芝居できたらと思っています。記憶喪失の役は初めてなので、記憶喪失になった方の本などを読んで演技の参考にしています。
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
このドラマでは、思い出を「記憶」という言い方をしていますが、私の役は「記憶」が鍵になってきます。記憶が今の自分を支えているものだったりするので、このドラマを通じて、記憶の大切さ、想い出の大切さとかをあらためて知ってもらえたらと思います。
――ドラマ24枠は「モテキ」(2010年)以来の出演ですね。
実は、私「モテキ」がだいぶ人生の中でもターニングポイントとなったところがあって。それまでお仕事をしてきて、役名で呼ばれることや、私の名前を外で呼ばれることがあまりなかったのですが、そこから声をかけられることが増えまして。
それだけすごく愛されたドラマで、そこに出演できたことは私の中でもすごく大きくて…ですので、また“ドラマ24”に出られるってなったら、すごく楽しみで、でも、逆に少しプレッシャーもあり、あの役を超えられるくらいの気持ちで、ちゃんとキャラクターをつくってやっていけたらなと思っています。
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
面白くなると思います! 原作の漫画も面白いんですが、脚本がとても面白いんです。質屋に持ち込まれる品物を鑑定するときの骨董的な要素も入っていて、そこがいいんですよ。かつ、歌舞伎町のぐちゃぐちゃした混沌とした感じも入っていて、いろんな年齢層の人が楽しめるんじゃないかなと思っています。
――意気込みや出演を決めた理由を教えてください。
コミックが面白かったです。脚本もいいですね。あと、テレ東のこの枠は興味があったものですから。GOしました!
「ドラマ24」枠面白いですよね。攻めていて。これまでの他の作品も見てますよ!
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