竹内涼真“世良”が「神に愛された悪魔」二宮和也“天城”を日本に連れて行くため大胆な賭けに<ブラックペアン>

2024/07/09 19:13 配信

ドラマ レビュー

渡海征司郎と瓜二つの謎の男・天城雪彦を演じる二宮和也(C)TBS

二宮和也が主演を務める日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系※初回は夜9:00-10:19)の第1話「神に愛された悪魔」が7月7日に放送された。同作は、2018年4月期に二宮主演で放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編。海堂尊の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)を原作に、シーズン1から6年後の物語を描く。第1話は、心臓血管外科医の世良(竹内)が、病院長・佐伯(内野聖陽)から天城雪彦(二宮)という医師への一通の手紙を託され、天城がいるオーストラリアへ飛んだ。(以下、ネタバレを含みます)

シーズン1のなじみのメンバーが再び集結


同作で二宮が演じるのは、6年前に東城大学医学部付属病院を去った外科医・渡海征司郎と瓜二つの謎の男・天城雪彦。また、シーズン1に出演していたメンバー、外科医・世良雅志役の竹内涼真、看護師・花房美和役の葵わかな、看護師・猫田麻里役の趣里、外科医・高階権太役の小泉孝太郎、病院長・佐伯清剛役の内野聖陽らも続投。

さらに、橋本さとし演じる佐伯外科准教授の黒崎誠一郎、神野三鈴演じる看護師長の藤原真琴、内村遥演じる佐伯外科の医師・垣谷雄次、今野浩喜演じる佐伯外科の医師・関川文則ら、“チームブラックペアン”の再始動に欠かせない東城大の医師・看護師が再集結している。

その他、シーズン1では新人研修医だったがシーズン2では外科医に成長した田口公平役の森田甘路、速水晃一役のヤマダユウスケ、北島達也役の松川尚瑠輝、シーズン2でも佐伯外科の看護師として変わらず働く宮元亜由美役の水谷果穂も続投。

そして、韓国人研修医パク・ミンジェ役として、日本ドラマ初出演となる韓国の若手俳優キム・ムジュンの出演が決定。さらに、ミンジェの母親パク・ソヒョン役として、13年ぶりの日本ドラマ出演となるチェ・ジウも登場し、第1話のキーパーソンを演じた。

新キャラクターの登場によりかき乱されていく東城大


シーズン2から登場する新キャラクターとして、維新大学心臓外科教授・菅井達夫役で段田安則の出演が決定。菅井は、佐伯と同じく日本の研究医療の頂点である日本医学会の会長の座を狙っており、佐伯と一騎打ちになると言われているライバル。佐伯が計画している心臓外科に特化した専門病院の開設を阻止しようとする。

また、治験コーディネーター・椎野美咲役に田中みな実が配役。美咲はドラマオリジナルのキャラクターで、シーズン1で登場した木下香織(加藤綾子)の後輩。勘が鋭く、営業能力が高い美咲は、佐伯からの信頼も厚く、新薬や機器開発の治験窓口となり、主人公の天城と絡んでいくことになる。

天城という医師に手紙を渡すためにオーストラリアへ


東城大学医学部附属病院の病院長となった佐伯(内野)は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。そんな佐伯から、心臓血管外科医・世良(竹内)は、ゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦という医師に一通の手紙を渡すように命じられる。

オーストラリアの学会に出席するという目的があるが、その手紙の内容は「渡すまで帰ってこなくていい」と言われてしまうほどの重要な案件のようだ。

先輩医師・垣谷(内村遥)とビーチで意識を失った少年の応急処置にあたったが、謎の男のアドバイスで少年は一命を取り留めた。世良はすれ違っただけだったが、それが天城とのファーストコンタクトだった。