萩原利久“蒼佑”と小日向文世“灰川”の謎…第2話にして怒涛の展開が繰り広げられる<降り積もれ孤独な死よ>

2024/07/15 17:16 配信

ドラマ レビュー

第1話に続いて、第2話もラストで衝撃の展開が!(C)井龍一・伊藤翔太/講談社 (C)ytv

成田凌主演のドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信)の第2話が7月14日に放送された。過去と現在の事件が描かれる中、第2話の注目は過去。事件を追う冴木(成田)と共に見ているこちらもあ然とする怒涛の展開を迎えた。(以下、ネタバレを含みます)

予測不能な結末へ誘うヒューマンサスペンス


同ドラマは、原作・井龍一、漫画・伊藤翔太による同名コミック(講談社)をベースに、オリジナル要素を付け加えて映像化。

13人の子どもたちの白骨死体が見つかった、通称・灰川邸事件から7年。一人の少女の失踪事件をきっかけに、灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び浮かび上がる。過去と現在、2つの事件の謎が降り積もる中で真相が紐解かれていく、スリリングなヒューマンサスペンスだ。

凄惨な事件を捜査する主人公の刑事・冴木仁を成田、冴木の前に現れる謎の女性・蓮水花音を吉川愛、事件が起きた屋敷の持ち主で容疑者でもある灰川十三を小日向文世が演じる。ほか、黒木メイサ山下美月佐藤大樹(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、野間口徹萩原利久らが顔をそろえる。

「降り積もれ孤独な死よ」第2話より(C)井龍一・伊藤翔太/講談社 (C)ytv

真犯人の捜査に単独で動き始める冴木


2017年の灰川邸事件の容疑者だった灰川が身柄を確保され、「子どもたちは全員俺が殺した」と自白する。

そんななか、花音が何者かに階段から突き落とされる事件が発生。花音は冴木に「私を突き落とした犯人は、灰川邸事件の犯人です」と伝え、“真犯人”を見つけるべく捜査の続行を願った。犯人が子どもたちを殺すことが目的ならば、灰川が誘拐した19人のうち、生存している6人を狙うはずだというのだ。

身内が事件関係者の冴木は捜査を外されていたが、単独で調べることに。灰川邸の事件現場には六角形の「リッカのマーク」が描き残されていたが、花音によれば灰川が子どもたちに「家族の証」と語っていたものだという。とすると、生存する6人の誰かが犯人の可能性もあるが、冴木は蒼佑が犯人ではないと証明するためにも決意していた。

冴木は花音と消息不明の1人を除いて聞き込んでいくが、全員、花音が突き落とされた日のアリバイはあった。蒼佑については、冴木の義母で、蒼佑の母・由香(仙道敦子)が自宅で一緒にいたと証言し、冴木はそれを信じた。