小日向文世「張り詰めた感じをぜひ楽しんでいただけたら」 今後の見どころを語る<降り積もれ孤独な死よ>

2024/07/16 15:40 配信

ドラマ

灰川十三役・小日向文世コメント


OAをご覧になって多分びっくりされていると思います。もしかしたら死んだように見せかけているんじゃないか、など色んな考察があるのではないでしょうか。テレビの画面からグレードの高い色合いとか、映画のような印象がありますし、常に緊張感みたいなものが漂っていて、いろいろなドラマがある中で一線を隔した印象的な作品になっているんじゃないかなと思います。

灰川と共同生活をしていた子供たちが亡くなった事件の犯人が一体誰なのか。もしかしたら冴木の弟の蒼佑かもしれない。でもいやいや、違うんじゃないか。そんな謎解きに視聴者の皆さんが関わっていくその面白さがこの作品にはあります。灰川の過去もこれから見えてきます。最終話まで続く張り詰めた感じをぜひ楽しんでいただきたいです。

第3話あらすじ


子供13人を殺害した疑いで逮捕され、自供していた灰川十三(小日向)が、留置場で首を吊っていた。刑事の冴木仁(成田)は、灰川の行動はすべて“真犯人”をかばうための可能性が高いのではないかと考えていた。そんな中、蓮水花音(吉川)が突き落とされた時間に“顔に傷がある男”がいたことがわかる。一方、灰川邸では花音をはじめ、生き残った子どもたち蒼佑(萩原)、マヤ(仲万美)、悟(松本怜生)、優磨(カカロニ栗谷)で集まっていた。他の子どもたちが去っていく中、一人その場に残る蒼佑。

2024年、記者の森燈子(山下美月)は行方不明の家出少女・美来の手首にも“リッカ”のマークがあったことについて、灰川邸事件で生き残った子どもたちの誰かが関わっているのではと考え…。

――という物語が描かれる。