WOWOWプライムで「連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」が11月5日(日)より放送される。
本作は、清武英利氏による書き下ろしノンフィクション著書「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」(講談社刊)を原作とした本格社会派ドラマ。
2001年に発覚し、政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」の真相を主人公の刑事・木崎睦人(佐藤浩市)と、上司・斎見晃明(江口洋介)ら警視庁捜査二課の生え抜き刑事が暴いていく。
そして今回、追加キャストが発表され、北村一輝、萩原聖人、真飛聖、菅田俊、矢島健一、笹野高史、佐野史郎らが出演することが明らかになった。
佐藤、江口演じる捜査二課刑事がその刑事生命を懸けて追い続ける外務省ノンキャリア・真瀬和則役に北村。
捜査二課の面々をフォローしながら、国家の聖域「外務省」に挑むために奔走したキャリア刑事二課長の東田将之役に萩原。
そのほか、真瀬とペルー人質事件で出会った愛人・杉谷朱鐘役に真飛、主人公の木崎睦人とは犬猿の仲のベテラン刑事・羽佐間克男役に菅田、警視庁内で捜査二課に圧力をかける刑事部長・国友尚徳役に矢島。そして外務省に多大な力を持つキャリア官僚役に佐野などが脇を固める。
外務省機密費詐取事件。つまり税金がどう使われているか?このような事件がニュースに取り上げてられていても、聞こえてくるのは普段耳にしない言葉ばかりで、自分の無知さから興味が湧くこともなくどこかひとごとに感じていました。
この話を頂いたのをきっかけにさまざまな関連資料を読み「現実にこんなことがまかり通っているのか?」と驚かされました。一人の国民として、一人の俳優としてこの衝撃を皆さんに伝えられるよう挑みたいと思います。
今回は、大いなるタブーに挑む骨太な作品。この作品に参加させていただけること自体が自分にとっても「挑戦」であり「喜び」でもあり、そして「プレッシャー」でもあります。過去に佐藤さん、江口さんと共演させていただいたときは部下の役柄でしたが、今回はなんとお二人の上司役! いかにしてその空気が出せるのか、ドキドキしております。
この心地よい緊張感の中、一人の俳優として「石つぶて」の一つになれるように、スタッフ、キャストの皆さんと共に励んでいきたいと思っています。完成を楽しみにしていてください。
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