<七夕の国>“東京都庁”の上部消失でパニックに…驚愕の展開に視聴者「ヤバすぎ」「恐怖」

2024/07/19 18:10 配信

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頼之が東京で騒ぎを起こす目的とは?


その一方で、里を離れて東京で先生と呼ばれる人物に雇われて人を消す仕事を請け負っている頼之が、目的を高志に語る場面があった。

「俺には許せないヤツがいる。人の心に土足で踏み込み、散々もてあそんだ揚げ句、今度は知らん顔だ。俺がこうしてあがくことで世の中は騒ぐ。それでもヤツは知らん顔だ。つまり何があってもヤツは来ないだろう。だからもう祭りなんて意味ないってことを証明したい」。

会話中の「祭り」とは、丸神教授を捜す江見らも調べている七夕祭りのことだろう。だが、「ヤツ」とは誰なのか。新たな謎にゾクッとしていると、頼之の“あがき”が東京の町へと向かった。

第7話冒頭で、頼之が生み出した巨大な黒い球体が東京の空を漂い、やがて破裂すると東京都庁の上部を消し去った。それを見た人々がテロではないかとパニックになり、政府が緊急事態宣言を発令する。


恐怖の能力を持ったナン丸と頼之はどこへ向かうのか


「もう少しだ。悪夢を終わらせる」とつぶやいた頼之。第6話で幸子の語りによる回想シーンでは、まだ「普通の人っぽい」姿から、時がたつに連れて変わっていくのも描かれた。第4話で披露した現在の宇宙人のような、怪物のような顔は、能力を使うたびに変化をしていったようだ。

ナン丸も能力が開花するとともに額に赤いできものができたが、第7話では小さいながらも頼之らの額にあるものに変化した。

謎の先にあるものはまだまだ見えないが、ナン丸と頼之が持つ力の恐ろしさは存分に感じさせられた。ナン丸は拉致されたジャーナリスト志望の後輩・亜紀(鳴海唯)を救い出す時、能力を活用した。へたすれば人を傷つけてしまう力を持つことに恐怖を覚え、大きなショックを受けるナン丸。その力で人をたやすく傷つけてしまっている頼之。実に対照的な2人の姿だった。

SNS上には「あの能力思ってたよりヤバすぎない?」「ナン丸くんも能力の危険性をようやく認識したようで…」「エグられる恐怖と侵食される世界とか面白過ぎるわ」とナン丸たちの能力への感想がありつつ、「どんどん話が謎な方向に進んでいく」「早く続きが見たい」「大きく動き出した」「盛り上がりが凄まじい」など、期待が膨らんでいる視聴者の声が上がっている。

「七夕の国」(全10話)は、ディズニープラスのスターで毎週木曜に最新話を独占配信中。次回は7月25日(木)に第8話が配信される。

◆文=ザテレビジョンドラマ部