第3話は――
高原にある神社で安産祈願をするため、友人と山に登った松田結衣(畦田ひとみ)が、道中で突然倒れ、ヘリで運ばれてくる。妊娠5カ月の妊婦ということもあり胎児への影響が心配されるが、検査の結果、問題はなく、一晩入院して経過観察することに。
ところが結衣は、駆けつけた父・健作(おかやまはじめ)に連れられ、なかば強引に退院。実は、結衣は江森が一年前に山で死なせたという倉持菜月(舟木幸)の娘で、江森を訴えている遺族だったのだ。退院の際、健作は江森を“人殺し”だと触れ回り、院内は一時騒然となる。周子(檀れい)は「気にする必要はない」と一蹴するが、早紀(トラウデン直美)によると、どうやら完全なデタラメとも言えないらしい。
聞けば、江森は1年前に落石事故で負傷者たちの救命に当たった際、激しい外傷を負った菜月を助からないと判断。しかし、江森が助かる見込みがないと黒のトリアージを記したにも関わらず、その後、現場で菜月の意識が一時的に回復したという。そのため、遺族は菜月の死の原因は江森の判断ミスで、医療過誤だとして訴訟に。
そのうえ江森は、遭難者の1人で、今はリハビリ中の少年・飯塚亘(森優理斗)に、何やら事故当時のことを口止めしているらしく、疑惑はさらに深まっていく。それでも、江森が救える命をあきらめるようなまねをするはずがないと信じる歩は、独自に事故のことを調べ始めて…。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、健作が江森に「お前はもう医者として終わりだ。覚悟しとくんだな」と言い放つ。遺族の怒りを知った歩だったが、江森のことを信じ、「江森先生は救える命をあきらめるような医師ではないですよね」と江森に問いかける姿も映し出されている。
視聴者からは「江森先生の医療事故気になる」「どうして少年を口止めしてるんだろう」と江森の言動に対する疑問の声が上がっている。
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