吉川愛“花音”は「同じ傷を持つ家族として…」と成田凌“冴木”に言い放つ<降り積もれ孤独な死よ>

2024/07/21 06:00 配信

ドラマ

これまでの放送では――


2017年。とある屋敷の地下室で、白骨化した遺体13体が発見された。遺体は子どものものと見られ、壁には特徴的な六角形の謎のマークが描かれていた。刑事の冴木仁らは、遺体の身元確認と、屋敷の持ち主である灰川の行方を追うことに。

そんな中、灰川を“父”と呼ぶ蓮水花音が現れる。灰川とは、血のつながりも戸籍上のつながりもない花音だが、育児放棄を受けていた自分を救ってくれ、6年前まで“本当の家族”のように一緒に暮らしていたという。さらに、屋敷で暮らしていた子供は全部で19人いたと明かす。

花音の話を聞き、警部補の五味(黒木メイサ)や、巡査の鈴木(佐藤大樹)は、13体の遺体は、19人の子どもたちの誰かである可能性が高い、と考えていた。ところが、花音は「父は犯人ではありませんよ」と訴える。

時が経ち、2024年。若者たちが集まる繁華街では、1人の少女が行方不明となっていた。少女を捜す記者の森燈子は、刑事でなくなった冴木の元を訪れ、こう告げた。「本当にあの事件はもう終わったんですか?」

第3話では――


第3話では、刑事の冴木仁は、灰川の行動はすべて“真犯人”をかばうための可能性が高いのではないかと考え、独自に捜査を進める。冴木が蓮水花音が突き落とされた場所を訪れ、聞き込みをしていると、事故が起きた時間に“顔に傷がある男”がいたことがわかる。

一方、灰川邸では、花音をはじめ、生き残った子どもである蒼佑、マヤ、悟、優磨で集まっていた。「子どもたちを殺したのが父さんだなんて、どうしても思えない」と告げた花音は、さりげなく4人の表情を観察する。

“真犯人”について、悟が、現在も行方がわからない健流の名前を挙げる中、マヤの背中に入った六角形の“リッカ”のマークのタトゥーが目に入った花音は、灰川邸での“ある記憶”に思いを巡らせる。そして、他の子どもらが去っていく中、一人その場に蒼佑が残る。

2024年。記者の森燈子は、行方不明の家出少女・美来の手首に“リッカ”のマークがあったことを気にしていた。そこには、灰川邸事件で生き残った子どもたちの誰かが関わっているのではと考えているのだった。

――という物語が描かれる。