佐倉は、カサンドラ・ノヴァ役として本作に加わることについて、「カサンドラ・ノヴァ役の俳優(エマ・コリン)さんがとても素敵なので、足を引っ張らないようにせねば…というプレッシャーに加えて、デッドプールとウルヴァリンという、個でもクセの強い主役たちを二人も相手にしなければならないなんて大変だ…」と、不安な思いがあったことを語った。
マーベル作品のヴィランを演じることについては、「ヴィランの信念はヒーローの信念と逆行しているかと思いきや、歪んで平行している場合があって、それがヒーローとヴィランの関係性の面白さであり、またヴィランを演じる楽しさや苦しさにつながるのだろうなと感じます。カサンドラ・ノヴァの信念に寄り添い、世界に没頭し、一緒に戦えて、とても良い経験になりました」とコメントした。
デッドプールについて、「ちょっとお下品なのに、なんだか洒脱で聞いていたくなるワードセンスとお喋りがなんといっても魅力的です。いわゆる“メタ”的な視点を持っているのも他のヒーローにはない個性ですね」と、デッドプールにしかない魅力を語った。
また、「画面の隅々で色々なことが巻き起こる、お祭りのような映画になってます!異色コンビの大活躍、是非劇場のスクリーンで堪能してください!」と呼びかけた。
「テニスの王子様」の手塚国光や「名探偵コナン」の沖矢昴、「BLEACH」の朽木白哉、「パリピ孔明」の諸葛孔明など様々な役を演じる置鮎は、マルチバースの神聖時間軸(アベンジャーズのヒーロー達が活躍する時間軸)を監視し、時の流れと歴史の維持のために存在する極秘団体、TVA(時間変異取締局)の捜査官・パラドックス役を務める。
置鮎は、パラドックス役の声優を務めることが決まった際、「おおおおお~!やったぁぁぁ!!ヒーローじゃないけれど、そんなの関係なく、とにかくうれしかったです!」と歓喜したことを明かした。さらにMCU作品へ初参戦することについて、「皆さん、やっと出られますよ。『デッドプール』シリーズも、MCUの映画とドラマもかなり見ていたので、めちゃめちゃうれしいです。色んなシリーズに複数回出演している人もいるのに…と悔しい思いをしていましたから(笑)」と、念願がかなった喜びを明かした。
パラドックスについては、「TVAという組織のちょっと偉い人で、プライドもテンションも高そうなインテリさん。デッドプールを利用しようと招聘します。よく喋ります、と聞いていましたが、予想以上でした(汗)」と、個性の強いキャラクターであったことをコメント。デッドプールの魅力については「こんなに下ネタバンバン言いながら、バイオレンス全開に敵をやっつけて行くふざけたヒーロー、います?そこです(笑)」と話した。
そして最後には、「また今作が、ハチャメチャにやらかしてくれてるので、リハーサルルームで腹を抱えて笑いました。こんなに何でもありでいいのか?(笑) 皆さんが長年蓄積されて来たであろうMARVEL愛が試されるはずです。劇場で是非大爆笑を!」と、ファンにメッセージを送った。
なお「デッドプール」(2016年)はディズニープラスで配信中。
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