「まばたきしたら負け」松下奈緒らのバチバチエピソードに恐怖も<スカイキャッスル>

2024/07/22 21:30 配信

ドラマ 会見

「スカイキャッスル」会見にリムジンで登場した松下奈緒、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪※ザテレビジョン撮影

7月25日からスタートする7月期木曜ドラマ「スカイキャッスル」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の制作発表記者会見が東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、主演の松下奈緒をはじめ、共演の木村文乃比嘉愛未高橋メアリージュン小雪がゴージャスなドレス姿で登壇した。

秘密を抱えた美しきセレブ妻たちのドロ沼マウントバトル・サスペンス


原作は、韓国のケーブルテレビ局「JTBC」で2018~2019年に放送された「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」。中毒性あふれる物語にハマる視聴者が続出し、最終回の視聴率が23.8%という記録的大ヒットを収めた隠れた名作。

そんな「SKYキャッスル」を制作した韓国の大手スタジオSLLと世界的ヒット作「梨泰院クラス」のジャパン・オリジナル版「六本木クラス」(2022年)の制作陣がSLLと再タッグを組み、日本ならではの創造性と刺激、中毒性をたっぷり詰め込んだジャパン・オリジナル版となっている。

松下奈緒ら赤いドレスで高級リムジンに乗って登場


会見冒頭、松下、木村、比嘉、高橋はポスタービジュアルを彷彿とさせる赤いドレスを、小雪は黒のシックなパンツドレスを身にまとい、リムジンに乗って会見会場に登場。ブルーカーペットに降り立つと会場に集まった観客からも歓声が沸き上がった。

「圧がすごい!」「瞬きをしない」劇中で一番怖いのは松下奈緒


松下は自身の役柄を「欲しいものは手段を選ばず、どんな手を使ってでも、人を蹴落としてでも必ず手に入れるという欲望と野心でいっぱい」と語り、放送を前に「私自身もわくわくどきどきしております」と笑顔であいさつ。木村は「ようやくセレブの役がと思ったんですが、中でも一番庶民的な役でした(笑)」とちゃめっ気たっぷり。

続いて比嘉は、「生粋のお嬢様であり才色兼備という、プレッシャーがある役です。悩み多き女性の役ですが、彼女の成長を演じていきたいです」と意気込みを語った。高橋は「チャーミングで明るくて情熱的で、長いものに巻かれるお調子者でもある役どころ。一番安心してみていただける役柄なのではないかなと思います!」と笑顔を見せた。

最後に小雪は「欲や憎しみ、いろいろなものが渦巻いた群像劇です。それぞれに秘密があり、それを隠したり、暴こうとしたり、欺こうとしたり、この夏にぴったりの涼しい気持ちになっていただける(笑)作品になっています」とドラマの見どころを語った。

そして、「劇中で一番怖い人は?」という話題になると、松下演じる主人公・浅見紗英だという声が次々に飛び出した。高橋が「やっぱり紗英(松下)さんが怖いですよ。圧と目力がすごい!」と切り出すと、比嘉も“紗英と南沢泉(木村)のバトル”を例に挙げ、「二人ともまばたきをしない」と証言。松下自身も「このドラマはまばたきしたら負けだと思ってやってます!」と明かした。


“意外なお互いの秘密”を暴露


ドラマの中では“バチバチ”だというが、撮影現場では笑顔の絶えない、楽しい雰囲気だという5人。登場の際のリムジンの中でも「ずっと料理とせいろ蒸しの話をしていました」と木村が告白した。

そんな日々交流を深めている5人が劇中のセレブ妻たちが抱える“秘密”にちなみ、「撮影現場でのお互いの秘密」を暴露することに。松下は大阪で「朝だ!生です旅サラダ」(毎週土曜朝8:00)の生放送前の夜に、ゲスト出演する木村を誘い、焼き肉を一緒に食べたことを告白。これに対し木村はちゃめっ気たっぷりに「言っちゃ駄目だよ、5人で2.5kg食べたって」と答え会場は笑いに包まれた。他にも暴露の大半が“食べ物”ネタになるという微笑ましい一幕となった。

そして会見の中で松下は、「原作となった韓国ドラマのプロデューサー、監督と話す機会をいただき、“今までリメイクされてきた作品の中で一番面白い”と言っていただけたんです」と報告。「生みの親の皆さんがそう言ってくださったということは、日本の皆さんにも面白いと思って見ていただけるんじゃないかな…という自信にもなりました。その言葉を信じて、ぜひ皆様にも楽しみにしていただきたいです」と呼びかけた。