<七夕の国>細田佳央太「大きなキーポイントになっています」3つの謎を解説する特別映像&第8話あらすじ公開

2024/07/22 16:05 配信

ドラマ

「七夕の国」フィーチャレット映像、第8話あらすじ&場面写真公開(C)2024 岩明均/小学館/東映

細田佳央太が主演を務めるドラマ「七夕の国」が、ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」にて7月4日より独占配信中。このたび、特別映像と第8話のあらすじ、場面写真が公開された。

「寄生獣」の岩明均のカルト作を細田佳央太、山田孝之らでドラマ化


本作は、「寄生獣」で知られる漫画家・岩明均による同名のコミックを実写化したミステリー作品。

ある日、ビルや人が謎の“球体”に丸くエグられる事件が発生。この怪事件の真相を追い、役に立たない“超能力”をもつ平凡な大学生・ナン丸は閉鎖的な町“丸神の里”を訪れるが、そこで自分がこの町に先祖をもつ“球体を操る能力者”だと知る。

主人公の南丸洋二(通称:ナン丸)を細田が演じるほか、藤野涼子上杉柊平木竜麻生三上博史山田孝之らが出演。監督は「大豆田とわ子と三人の元夫」や「クレイジークルーズ」でメガホンを取った瀧悠輔氏が務める。

瀧悠輔監督「ワクワク感みたいなのは再現できているのではないかな」


このたび公開されたのは、細田と瀧監督が●(まる)を取り巻く3つの謎を解説する特別フィーチャレット映像。一つ目は、自身のルーツを探るナン丸たちを不気味すぎる笑顔で迎え入れる町民たちが頑なに死守する“丸神一族の掟”。細田は「丸神の里ならではの不気味さみたいなところも、見ていただければ」と、奇妙なまでに因習に固執する町民たちの姿を見どころとして語っている。

二つ目は、幸子(藤野涼子)をはじめ丸神の里の人々が毎夜苦しむ“町民たちが見る同じ悪夢”。“窓の外に手が届くもの”と呼ばれる●(まる)を作り出す能力者たちと、“窓を開いた者”と呼ばれる悪夢を見る丸神の里の町民たち。細田は「球体の謎や真相にどんどん迫っていく、大きなキーポイントになっています」と2つのキーワードが重要な核であると示唆している。

三つ目は、不可思議にも6月に祭りが執り行われる“季節はずれの七夕祭り”。映像では、白装束をまとった町民たちによる怪しげな儀式や、過去に祭りが行なわれた日付の羅列などが映し出され、安易には紐解けない理由が潜んでいる。この謎に細田は、「規則性があるんじゃないか、何か特別な目的があるんじゃないか、ということに繋がっていきます」と、謎解きの手がかりをほのめかすコメントを語っている。

さらに監督の瀧は「パズルのピースを全10話に渡って散りばめたつもりなので、最後数話をかけて集約していく気持ちよさというか、ワクワク感みたいなのは再現できているのではないかな」と自信溢れるコメントを残した。ラストには、脱帽する瞬間の頼之(山田孝之)の震えあがるような恐ろしい全貌が見られる。本映像から、核心に迫る新たなシーンが追加され、これまで散りばめられた謎が徐々に一つになっていく期待をあおる映像となっている。

「七夕の国」(C)2024 岩明均/小学館/東映


七夕の国 第8話あらすじ「外からの力」


ナン丸たちは頼之を止めるべく丸神の里に向かう。同じ頃、頼之と高志は東丸家当主に接近するが、すでにその足取りは警察につかまれ、特殊部隊に囲まれることとなり、里は多くの犠牲者が生み出される惨状と化す。現場に残された頼之の手形が次なる謎への鍵となり、物語は思わぬ方向へと進んでいく。