日向坂46の四期生が、さまざまなプロフェッショナルを目指して成長していくLeminoのオリジナルバラエティー「もっと!日向坂になりましょう」。8月19日(月)に配信される第10回では、アートを通して“ぶっ飛んだセンスの持ち主”を発掘していくことに。講師に招かれた野性爆弾・くっきー!をもうならせるセンスが発揮されていく。
アート企画に参加するメンバーは小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、山下葉留花の4人と、見届け人の三期生・山口陽世。中でも「センスがあるので、見せるだけです」と自信ありげな山下だが、過去にもかなりの天然エピソードを残してきており、どんな発想の作品が飛び出してくるか気になるところだ。
課題の一つ目、描いてきた肖像画を1人ずつ披露していくところで、平尾と山下が絵にかけていたベールを取り払った勢いで絵ごと落としかける珍事が発生。2人は仲の良い「相棒コンビ」の名で親しまれており、「相棒だから、同じことしちゃう」と山下も自ら言及していた。絵の内容も、山下が平尾の特徴を点描画に落とし込んだもので、平尾の特技「もずく酢を2秒で飲める」を生かしたり、平尾が好きなポケモンのキャラクター「ワッカネズミ」を基に平尾と山下をワッカネズミ風に描いたりと、2人の親密さがうかがえるものになった。
その平尾は「令和のモナリザ」の題で竹内をモナリザ風に描くが、竹内の鼻筋の高さなどを特徴的に描いたために写実的な出来に。モデルの趣味まで生かしたデフォルメ絵(竹内、山下)と、顔の特徴をじっくり観察して描いた絵(小西、平尾)にセンスが分かれた形になっていた。
二つ目のお題は「さまざまな感動を呼んだオリンピック」をテーマにした紙粘土での作品づくりだが、ここで全員を驚かせたのが小西の作品。本来は立方体型のケースに入れて披露するはずが、小西は勘違いしてケースをつぶして平面のようになった所に紙粘土の作品を盛り込むという“ぶっとび”ぶり。
続くお題の「えかきうたにのせて絵を描く」でも小西は一同を驚かせる。描いていって、出来たのは、ナンのような輪郭の頭部に縞模様がつき、猫のような胴体がついたもの。この発想に平尾や山下は「怖い…」と驚き、個性派のくっきー!ですらもタジタジに。先輩の山口からも「顔が好きで、本当にきれいなお顔をしていて、そのまま描けば絵になると思いました」と言われるほど、クールビューティーなイメージを持たれている小西だが、こんなふうに奇抜な発想や、「料理が壊滅的に下手」というエピソードをバラエティーの中で残してきた。
それぞれの個性と思考回路にスポットが当たるアート企画。メンバーへの観察眼や、自由な発想力から生まれた作品群と、くっきー!からツッコミを受けたときのリアクションにも個性が出ている。
◆文=大宮高史
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