大森南朋“江森”の窮地を救った少年の勇気ある告白「江森先生は悪くない!」<マウンテンドクター>

2024/07/28 16:42 配信

ドラマ 動画 レビュー

「マウンテンドクター」第3話より(C)カンテレ

杉野遥亮が主演を務める月10ドラマ「マウンテンドクター」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第3話「一年前の落石事故で何が!?隠されたあの日の真実」が7月22日に放送された。1年前、落石事故で江森(大森南朋)は患者を殺したと疑われ、遺族から訴えられた。しかし、勇気ある告白で“あの日の真実”が明らかになる。(以下、ネタバレを含みます)

山岳医療の現場を描く作品


本作は、信濃総合病院の山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、長野・松本を舞台に描く山岳医療ドラマ。

杉野は整形外科医と山岳診療科を兼務する医師・宮本歩を演じ、歩と幼なじみの麻酔科医・村松典子を岡崎紗絵、看護師・鮎川玲を宮澤エマ、歩と典子の幼なじみで焼き鳥店を営む小松真吾を向井康二、循環器内科医・掛川康二を近藤公園、オペ看護師・平早紀をトラウデン直美、救命救急医・小宮山太を八嶋智人、信濃総合病院の院長・松澤周子を檀れい、そして国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医・江森岳人を大森南朋が演じる。

1年前の落石事故で亡くなった女性の娘が搬送されてくる


妊婦の松田結衣(畦田ひとみ)が登山中に倒れ、ヘリで信濃総合病院に運ばれてきた。検査の結果は問題なく、入院して経過観察をすることになったが、父親の倉持健作(おかやまはじめ)が有無を言わさず強引に退院させてしまう。

1年前の落石事故で10人が巻き込まれ、うち2人が死亡。その亡くなった1人、倉持菜月(舟木幸)の娘が今回ヘリで運ばれてきた結衣だった。つまり、健作は江森を医療過誤だと訴えた人物である。

落石事故の現場で、江森がファーストエイドとトリアージを行い、菜月には「死亡、もしくは明らかに生存の可能性がない患者」の黒が記されていた。元々は「すぐに治療が必要な最優先すべき患者」の赤だったが、それを塗りつぶすように黒になっていたことで、遺族は江森が判断を誤ったと訴訟を起こし、今もまだ恨んでいる。