成田凌主演のドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信) の第4話が7月28日に放送された。凄惨な事件の真犯人は誰なのか、主人公・冴木(成田)と共に、視聴者の間でも考察が盛り上がりを見せている。(以下、ネタバレを含みます)
同ドラマは、原作・井龍一、漫画・伊藤翔太による同名コミック(講談社)をベースに、オリジナル要素を付け加えて映像化。
13人の子どもたちの白骨死体が見つかった、通称・灰川邸事件から7年。一人の少女の失踪事件をきっかけに、灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び浮かび上がる。過去と現在、2つの事件の謎が降り積もる中で真相が紐解かれていく、スリリングなヒューマンサスペンスだ。
2017年に灰川邸事件を捜査する主人公の刑事・冴木仁を成田、6年前まで灰川邸で暮らしていた蓮水花音を吉川愛、事件が起きた屋敷の持ち主で容疑者でもある灰川十三を小日向文世が演じる。ほか、冴木の先輩刑事・五味明日香に黒木メイサ、冴木の後輩刑事・鈴木潤に佐藤大樹(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、花音と同じく灰川邸に住んでいて生き残った子どもであり、冴木の腹違いの弟・瀧本蒼佑に萩原利久、2024年の現代パートでの週刊誌記者・森燈子に山下美月が扮(ふん)する。
留置場で亡くなった容疑者・灰川。彼が真犯人かどうか、冴木が迫る謎は、視聴者の間でも考察が加速している。
怪しい人物の一人が、これまでたびたび登場している“顔に傷がある男”。花音や蒼佑ら灰川邸で暮らしていた子どもの生き残り6人のうち、行方不明になっている神代健流(杢代和人)なのか、あるいは、花音が思い出した、健流が灰川邸を出る前に言っていたという灰川の血のつながった子どもの可能性も。
第4話ラストで、その“顔に傷がある男”が灰川邸を訪れていた冴木と花音、鈴木に襲い掛かる展開に。そこでいつもかぶっていたバケットハットを取られ、顔があらわになった。唇にいたるまで顔一面にケロイドのような傷があり、ひと言も声を発しなかった男。写真や回想で明らかになっている健流とは顔つきが違うようだったし、少年期の健流にあった右手の虐待のあともなかったが、成長した姿なのか疑問だ。
SNSでは「顔が違う」という声が上がりつつ、“顔に傷がある男”の演者を推測する投稿が。多かったのは、笠松将だ。とはいえ、第4話のエンドロールクレジットに笠松の名前はなく、そもそもキャストとして公表されていない。その謎も含めて怪しさが募る。
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