南米旅18日目の一行は、夜明け前の早朝には、朝焼けのなかで“鏡張りの絶景”を見るため、再びウユニ塩湖へとリベンジに向かう。前日に訪れた際は、湖面に水が張っておらず、気候変動によってすっかり姿を変えてしまったウユニ塩湖の現状に、13年前にも友人たちとウユニ塩湖を訪れて、“鏡張りの絶景”を見ていた東出は、言葉を失くしていた。
現地のドライバーからも、近年は雨が少ないと聞いていた東出とひろゆきは、半ばあきらめを抱きつつあったが、塩湖に到着し、車から降り立った足元には水の張った湖面が広がっており、前日の夜に大雨が降ったことで水が張り、雲がかっていた空も徐々に晴れていく。
奇跡のような条件がそろい、待ちこがれていた景色を目にした東出は、「すげぇうれしい」「さっきまであきらめてました。ここに着くまで……」「これはたぶん、きれいですよ……」とひとりその場から離れると、次第に嗚咽をもらし始める。
ひろゆきは遠くに見える東出を「思うところがありすぎた36歳の1日目は、今、自分を探しております。ウユニ塩湖にいるはずのない自分を探している」と茶化しながらも見守り、「来てよかったですね」と言葉をかけた。
そして、ふたりで並んで歩きながら、ひろゆきに13年前との違いを聞かれた東出は、「今のほうがきれいですね」としみじみと言葉にした。
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