「ワケあり!レッドゾーン」(読売テレビ系)等のバラエティ番組で活躍する藤原一裕(ライセンス)が初めて執筆した小説「遺産ゲーム」が本日・9/15に発売となる。チンピラや大阪のオバハン、遺産の相続権で争う家族などバラエティに富んだキャラクターたちが紡ぐ、コメディタッチで少しミステリアスな短編6本と、その6本が意外な形でつながる最終話。長年コントや漫才を作り続けてきた藤原が、初めての「小説を書く」という作業で感じたこととは?
――こんな才能を隠していたなんて、びっくりですよ!
いや、別に隠していたわけじゃないんですけど(笑)。
――小説を書こうと思った動機は?
ずっと続けてきたライセンスのライブ「ENJOY!!」が終わり、お客さんの前で一回しか見せていないコントの設定が100本近くあって、「なんてもったいないんや」と思ったことです。他の形式で何かできないかなと、小説としてスマホで書き始めました。最終的には、何かの形になればいいなと。
――ということは、発売予定のないまま書いていた…?
はい、全くありませんでした。ある程度の本数ができたときに、雑誌「ダ・ヴィンチ」の編集さんの名刺をいただいていたことを思い出したんです。そこにメールアドレスがあって、「辞めていたり部署を異動していたら終わりやな」と思いつつ、「読んでもらえませんか」とメールでお願いしたら、「ぜひ」と言っていただけて。名刺を捨てていたら、終わっていました(笑)。
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