趣里“猫田”の過去が明らかに…背中を押したのは二宮和也“渡海“だった「変なことしたいなら医者になれ」<ブラックペアン>

2024/08/25 13:03 配信

ドラマ レビュー

猫田(趣里)を東城大に連れてきたのは渡海(二宮和也)だった(C)TBS

二宮和也が主演を務める日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第6話「メスを持った看護師&去り行く医師」が8月18日に放送された。

同作は、2018年4月期に二宮主演で放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編。海堂尊の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)を原作に、シーズン1から6年後の物語が描かれている。第6話は、看護師・猫田(趣里)の過去と、新たな“顔”が明らかになった。(以下、ネタバレを含みます)

シーズン1のなじみのメンバーが再び集結


同作で二宮が演じるのは、6年前に東城大学医学部付属病院を去った外科医・渡海征司郎と瓜二つの謎の男・天城雪彦。また、シーズン1に出演していたメンバー、外科医・世良雅志役の竹内涼真、看護師・花房美和役の葵わかな、看護師・猫田麻里役の趣里、外科医・高階権太役の小泉孝太郎、病院長・佐伯清剛役の内野聖陽らも続投。

さらに、橋本さとし演じる佐伯外科准教授の黒崎誠一郎、神野三鈴演じる看護師長の藤原真琴、内村遥演じる佐伯外科の医師・垣谷雄次、今野浩喜演じる佐伯外科の医師・関川文則ら、“チームブラックペアン”の再始動に欠かせない東城大の医師・看護師が再集結した。

その他、シーズン1では新人研修医だったがシーズン2では外科医に成長した田口公平役の森田甘路、速水晃一役のヤマダユウスケ、北島達也役の松川尚瑠輝、シーズン2でも佐伯外科の看護師として変わらず働く宮元亜由美役の水谷果穂も続投。そして、韓国人研修医パク・ミンジェ役として、日本ドラマ初出演となる韓国の若手俳優キム・ムジュンの出演がしている。

新キャラクターの登場によりかき乱されていく東城大


シーズン2から登場する新キャラクターとして、維新大学心臓外科教授・菅井達夫役で段田安則が出演。菅井は、佐伯と同じく日本の研究医療の頂点である日本医学会の会長の座を狙っており、佐伯と一騎打ちになると言われているライバル。佐伯が計画している心臓外科に特化した専門病院の開設を阻止しようとする。

また、治験コーディネーター・椎野美咲役に田中みな実が配役。美咲はドラマオリジナルのキャラクターで、シーズン1で登場した木下香織(加藤綾子)の後輩。勘が鋭く、営業能力が高い美咲は、佐伯からの信頼も厚く、新薬や機器開発の治験窓口となり、主人公の天城と絡んでいくことになる。

東城大で看護師として働く猫田には隠していた過去があった(C)TBS


看護師猫田(趣里)の過去が明らかに


維新大の菅井教授(段田安則)は、天城(二宮和也)のダイレクトアナストモーシスを最新医療ロボット“エルカノダーウィン”に学習させようと企む。天城にしかできない術式を学ばせれば、天城は不要となり、日本医学会の会長のイスにも近づくという目論みだ。

エルカノダーウィンを開発した維新大の医師・早川玲子(瀧内公美)は不本意ながらも、天城がオペを執刀することを承諾。手術が行われる東城大学医学部附属病院にエルカノダーウィンを運び込もうとした時、看護師・猫田の姿を見かけた。

猫田はかつて維新大で働いていて、看護師にもかかわらず医療行為を行ったということで同病院を退職していたのだった。

維新大で、看護師は行ってはいけない医療行為をしてしまい退職した猫田(C)TBS