二宮和也、印象に残っている舞台の思い出明かす 吉田鋼太郎の芝居論にも興味津々<ニノさん>

2024/08/19 10:47 配信

バラエティー

二宮和也、印象に残っている舞台の思い出明かす

二宮和也が出演する「ニノさん」(毎週日曜朝10:25-11:25、日本テレビ系、Huluでも配信)が8月18日に放送。ゲストの吉田鋼太郎が“刺さりまくった言葉”を紹介し、二宮が興味深そうに耳を傾けていた場面が印象的だった。

吉田鋼太郎の“刺さりまくった言葉”


本番組では、ゲストが楽しく生きるセンスを「ニノさん」オリジナルの形で紹介。視聴者が気になる情報を楽しく届ける。

“刺さりまくった言葉”を紹介する場面で吉田は、恩師の演出家・蜷川幸雄さんから言われた言葉として「もっとスターになれ」という言葉を挙げた。吉田は今から20年ほど前のことだったと振り返り「初めて蜷川さんの演出で主役をやらせていただいたときに、初めて大きな劇場で1000人単位のお客さんを相手にするっていう芝居の主役だった」と回顧。蜷川さんからは「その芝居じゃダメ。芝居ができるのはわかるけど、全然スターじゃない。誰もそれじゃあこっち振り向いてくれないよ。もっとスターでやって」と言われたという。

吉田は、スターの芝居がどのような芝居なのかすぐには理解できなかったと告白。吉田の話を聞きながら二宮は「すごいなぁ」と反応した。

吉田は自分の中でスターという存在だった三國連太郎さんの映画や映像を見たと話し「意識して見るとものすごくスターだなということがわかりました」と述懐。吉田は芝居を変えたと明かし「芝居は基本的に一生懸命相手の方としゃべって、その密度が濃い方がいいわけです。ところがスターはここでしゃべらなくてもいいんですよ」と説明。「ナルシストになれってこととちょっと似てるのかもしれない」と持論を語った。

二宮和也、印象に残っている舞台「すっごい覚えてる」


二宮は吉田の話を興味深そうに聞きながら「なんのときですか?」と質問。吉田は「タイタス・アンドロニカス」という芝居のときだったと答えた。

二宮はその舞台を見ていたそうで「すごい舞台だったんです。本当に。僕の中でも指折りなくらいすごい舞台」と告白。「斬新で。開場すると、舞台上で役者たちが見せる用の練習をしてる。着替えたり。ということが、開場の時間帯でやってます、っていう演出なんです」と説明し「蜷川さんが出てきて、みんな『おはようございます』ってなって、蜷川さんが階段上がって行って、『じゃあ始めるよ。よーいスタート』って言ったら始まるの。めちゃくちゃおしゃれな始まり方。すっごい覚えてる」と熱を持って語った。