福山雅治、内田有紀、後藤真希 超フレッシュな新人時代をプレーバック!【ザテレビジョン35周年特集】

2017/10/15 18:51 配信

アイドル

【写真を見る】デビュー2年目の福山雅治を本誌が激写!


週刊ザテレビジョンは日本のテレビ史を見つめ続けて今年で35周年。その間、たくさんの若者が新人時代を経てテレビスターとしての夢をつかんでいった。そんなテレビの内側を過去の記事からピックアップして振り返る【ザテレビジョン35周年特集】。今回は、人気者たちのフレッシュな新人時代をプレーバック!

「ギタリストのような役者に」福山雅治が語った未来【’92年5/22号】


トップアーティストにしてソングライター、音楽プロデューサー、ラジオDJ、写真家とマルチに活躍、俳優としても大河ドラマ「龍馬伝」(‘10年NHK総合ほか)で主人公・坂本龍馬を演じるなどトップランナーであり続ける福山雅治。そのフレッシュな新人時代を本誌のカメラがとらえていた。

歌手デビューの2年後、ドラマ「愛はどうだ」(‘92年TBS系)に出演し、俳優として本格的に活動を始めたばかりのタイミングだが、軸足はまだまだ音楽にある様子。「何が一番楽しいかって、ライヴが一番楽しいですよ」と、今と変わらない人懐っこい笑顔をカメラに向ける。

「愛はどうだ」では緒形拳演じる上司の娘の恋人役をさわやかに演じ話題に。同年10月期に出演したドラマ「ホームワーク」(‘92年TBS系)が評判を呼び人気俳優の仲間入りを果たすことになるのだが、そんな大飛躍をこの時の彼は知るよしもない。俳優としての目標を聞かれ、こんな風に答えている。

「バンドでいうギタリストのような役者になりたいですね。ボーカルっていう主役がいながら、存在感とか華とかがばっちりあるようなね」

内田有紀がキャンギャルから女優に転身【’93年2/26号】


ショートカットがキュート!デビューしたての内田有紀


10月スタートの人ヒットドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~第5シリーズ」(テレビ朝日系)で主人公・大門未知子(米倉涼子)とともに活躍するフリーランスの麻酔科医・城之内博美を演じる女優・内田有紀。そのデビュー直後のフレッシュな表情が‘93年2/26号の本誌に収められている。

ユニチカの水着キャンペーンガールを経て、数か月前にボクたちのドラマシリーズ「その時、ハートは盗まれた」(‘92年フジ系)で、念願のドラマデビューを果たしたばかり。

「初めてなのに落ち着いてたってよく言われるんだけど、じつは緊張で毎日倒れそうだったんですよ。でも、それを周りの人に悟られたくなくてドシッと構えてたの。初めてだから…って言ってたらみんなに迷惑だし、とけ込めないでしょ?」と、新人離れした覚悟をのぞかせる。‘92年4月からは、福山雅治も出演する「ひとつ屋根の下」(フジ系)でさらなる飛躍を遂げる。「ドラマおたくだった私が出るなんて不思議。人の心を動かせるお芝居ができるようになりたいな」。その目は早くも自身の未来を見つめていた。

モーニング娘。新加入の後藤真希が作った“伝説”【‘99年9/3号】


誰にだって“最初”はある。とはいえ、ここまで“始まったばかり”のまっさらな段階で誌面に登場する人も珍しい。人気絶頂を迎えつつあったアイドルグループ・モーニング娘。に13歳(当時)の後藤真希が加入。その加入発表直後の様子を、本誌‘99年9/3号が伝えた。

じつは、後藤はこのときすでに“伝説”を一つ作っていた。当初、人気バラエティー「ASAYAN」(テレビ東京系)でのオーディション企画を経て2人が加入する予定だった。しかし、後藤の歌とダンスを見たつんく♂が「ほかの候補者とはレベルが違いすぎる」と2人目を選べず。後藤のみの加入になったという。

当の後藤は「遠い存在だった人のグループに入ったという感じ。ワクワクしている」と強心臓ぶりを見せつけ、「(モーニング娘。に)入るまでは怖かったけど、(実はみんな)優しかった」と飄々とした笑顔を浮かべた。“教育係”の市井紗耶香があいさつから台本の読み方までを教え込み、後藤はめきめき成長。加入直後に発売されたシングル「LOVEマシーン」では早くもセンターを務め、グループ初のミリオンセラーを達成した。