数カ月前、公開された特報映像に本当に一瞬だけ走る鯉登が映っていました。 “一体誰なんだ?”という予想合戦を陰ながら見ていて、改めてこのキャラクターへの期待の大きさを実感しました。 僕は鯉登音之進という男を誰よりも愛しています。
だからこそプレッシャーもありましたが、今の自分に出せる全てを凝縮して演じました。 鯉登の役は他の誰にも渡したくない、自分にしか出来ない、と自負しています。 ファンの皆さんが愛する鯉登が、このドラマの中にも存在していることを願います。
明治末期の北海道。“不死身の杉元”と異名を持ち日露戦争を生き抜いた元軍人・杉元(山崎賢人)は、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈)、網走監獄の脱獄囚・白石(矢本悠馬)と共に、金塊の在りかを示す暗号を彫られた24人の“刺青囚人”を探していた。だが、大日本帝国陸軍“第七師団”を率いる鶴見(玉木宏)や尾形(眞栄田郷敦)、元新撰組“鬼の副長”こと土方(舘ひろし)も囚人たちを狙う。
杉元たちは旅路で、アシリパの父の古き友人・キロランケ(池内博之)、アイヌの女・インカラマッ(高橋メアリージュン)、“札幌世界ホテル”のおかみ・家永(桜井ユキ)、元ヤクザの若衆・夏太郎(塩野瑛久)など、腹の中が読めない者たちと出会う。
さらには、鶴見の忠臣・鯉登(中川大志)、網走監獄典獄の犬童(北村一輝)ら、くせ者たちが次々に現われる。杉元ら一行、第七師団、土方一派による三つ巴の戦いだけに留まらない、波乱の金塊争奪戦が幕を開ける。
※インカラマッの「ラ」は小文字が正式表記
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