二宮和也“天城”、“渡海”との関係が明らかになったが倒れてしまい絶体絶命のピンチに<ブラックペアン>

2024/09/07 22:31 配信

ドラマ レビュー

日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」第8話より(C)TBS

天城は1枚の写真を見つけ、渡海の実家に向かう


院内に残っていた渡海の私物を漁っていた天城は、1枚の写真を見つけた。ケーキの乗ったテーブルの向こう側に二人の男の子が座っている写真だ。二人の前には青と黄色の車のおもちゃが見える。

二人の男の子は双子で、車のおもちゃは誕生日にもらったプレゼント。黄色い車の方を天城が持っているようだ。

そんなタイミングで渡海から佐伯に電話がかかってきた。天城が自分のことを嗅ぎ回っていることを知り、「邪魔です。どうにかするんじゃなかったんでしたっけ?」と天城の動きを止めたい様子。

天城は、今は誰も住んでいない渡海の実家に来ていた。家の管理を任されている女性に、中に入れてもらった天城は、そこに残されている物を調べていく。二人の男の子の手形、生まれた時からの写真のアルバム。3歳の誕生日と書かれたところの写真が抜けている。

生みの親の“おかげ”で家族を壊される苦しみを知った


その写真こそ、病院で天城が見つけた写真だった。3歳の誕生日のことを思い出していると、佐伯が現れた。佐伯は天城と渡海が双子だということを知っていた。

渡海家で生まれた天城は、3歳まで渡海と一緒に暮らしていた。しかし、天城は、渡海家を離れることに。天城は、思い出を振り返りながら、「僕が生き続けるためには何年もの間、オペを受け続ける必要があった。しかし、それには莫大な費用が掛かった。それができなかったため、フランス国立大学病院の心臓外科の権威である天城司(大和田伸也)先生のところに僕を養子に出した」と、隠されていた秘密を明かす。

司による手術によって天城は生き延びることができたが、心臓は完治したわけではなかった。育ての親のおかげで病気と向かうことができ、生みの親の“おかげ”で家族を壊される苦しみを知ったとも吐露した。

そして、発見した1枚の写真によって天城は真実を知ることとなった。それまでは、自分が病気を患って、それを治すために莫大な費用が掛かるために養子に出されたと思っていた。しかし、写真の中の病気の子は“青い車”を持っていたのだった。