飯沼愛“ちよみ”、健気に八木勇征“南くん”を愛し続ける姿に「尊い」「感情移入し過ぎて号泣」の声＜南くんが恋人!? 最終回＞

飯沼愛が主演し、八木勇征(FANTASTICS)らが出演するドラマ「南くんが恋人!?」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系／TVerにて配信)の最終回が9月10日に放送。飯沼演じるちよみが、八木演じる南くんを健気に愛し続ける姿が反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)

15cmの手のひらサイズになるのは南くん…男女逆転バージョン「南くんが恋人!?」

本作は、内田春菊氏のコミックス「南くんの恋人」「南くんは恋人」が原案。テレビ朝日では、1994年に高橋由美子＆武田真治、2004年に深田恭子＆二宮和也のコンビで2度にわたって連続ドラマ化。令和初の映像化となる本作は「男女逆転バージョン」で、今まで15cmの手のひらサイズになってきたのは女の子の“ちよみ”だったが、本作では男の子の“南くん”が手のひらサイズになる。

GP帯ドラマ初主演となる飯沼が主人公の女子高生・堀切ちよみを、八木がある日突然15cmの手のひらサイズになってしまうちよみの恋人・南浩之を演じ、武田真治、木村佳乃、番家天嵩、武田玲奈、沢村一樹、加賀まりこらが出演。脚本は1994年放送版でも脚本を担当した岡田惠和氏、主題歌はゆずの「伏線回収」となっている。

飯沼愛“ちよみ”、八木勇征“南くん”を笑顔で愛し続ける

突然、南くん(八木)がちよみ(飯沼)の体の中でどこが1番好きかと聞いてきた。小さくなる前に、ギュッと抱きしめたときに見てたつむじが好きだったと話した南くんは、ちよみのつむじをなでなで。あの頃を思い出して落ちこむちよみに、南くんは「できないことをくよくよ考えても仕方ない」とポジティブ変換。ちよみも笑顔に戻る。

南くんの父・晴幸(沢村)の提案で遺伝子医学の先生に調べてもらった帰り、ちよみと南くんは、ホールケーキを買って帰宅。検査結果が気になるちよみの家族に、南くんは何もわからなかったことと予想通りもう死んでいるんだと思うと伝えた。そしておいしそうにケーキを食べ始めた南くんだったが、姿が消えそうに。驚くちよみの家族だったが、ちよみは何事もなかったように笑顔を見せた。

そしてついに小さい南くんが消えてしまう日が訪れてしまった。ずっと泣くのをこらえていたちよみだったが、涙がこみあげくるのを止められず号泣。小さい南くんと過ごした夏が過ぎ、秋になった。「私は全然ダメだよ」と苦しい胸のうちを語るちよみは、好きだといっていたつむじを南くんが空の上から見て、自分を見守ってくれているのを信じて前を向くのだった。