潘めぐみ、自身の声優生活の苦悩を告白「いつもスランプです」＜#シブアニ＞

ハライチの岩井勇気がメインMC、徳井青空がマンスリーアシスタントを務め、濱田龍臣、三品瑠香をゲストに迎えた「SHIBUYA ANIME BASE」#シブアニ(毎週金曜夜9:00～10:00　ABEMAアニメチャンネル)#19が、ABEMAアニメチャンネルにて8月30日に生放送された。アニメ関連業界で働く人の仕事や人柄を深堀りする“ギョーカイ深堀りコネクション”のコーナーでは、「【推しの子】」「しかのこのこのここしたんたん」など人気作品に出演中の声優の潘めぐみの意外な素顔を深掘りした。

“ギョーカイ深堀りコネクション”

まず初めに、幼少期について問われた潘は、「物心ついて、母が声優だってわかったのが3歳くらいの時だったんですよ」「留守番をしている時は母がいないので、テレビのなかから聞こえる母の声を聞いているんですけど、母が家にいる時、テレビのブラウン管からも母の声が聞こえて」「台所でネギを切っている母の声も同時に聞こえるから、初めは魔法だって思っていたんですけど、これが収録だっていうのも5歳くらいの時に理解していました」と「機動戦士ガンダム」のララァ・スン、「聖闘士星矢」のアテナを演じる声優の母の潘恵子について語る。

そんななか、自身も声優を目指したきっかけについて、「小学校低学年の時に友だちの家で見つけた『週刊少年ジャンプ』の『HUNTER×HUNTER』の連載1回目のゴンの表紙、今でも忘れない、ゴンが表紙の『ジャンプ』を手に取ったことがきっかけで、アニメ、ラジオ、舞台、イベントにものすごく興味を持って」と漫画「HUNTER×HUNTER」がきっかけで、芝居の道を志したことを明かす。

その潘に、母の恵子は「伝えた時には賛成も反対もしなくて『やりたいのなら自分でがばんばりなさいよ』『本当に究極に困ったら手助けをすることはできるかもしれないけど、基本は自分でがんばってみなさい』と」「まわりの先輩から後々聞く話によると、すごく心配していたらしいんですけど、そんな素振りを一切見せず、娘の進む道を尊重はしてくれていた」と当時をふり返る。

その後、潘は、なんと自身がこの道を志すきっかけになったアニメ「HUNTER×HUNTER」の主人公のゴン＝フリークス役で声優デビューする。「事務所に『HUNTER×HUNTER』を好きなことを言っていなかったから、知らなかったと思いますし、ただ本当にびっくりしました」「本当にラッキーだったんです、『HUNTER×HUNTER』に推薦してもらえたことは」「事務所から受けていいよ、受けてみない？って言われたのは、本当に運とタイミングだったと思います」と偶然のデビューだったことを語った。