飯豊まりえ主演「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~」シーズン1を見どころと共に振り返る

2024/09/21 18:00 配信

ドラマ 動画

「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~」より(C)ytv

飯豊まりえ主演ドラマ「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~」(読売テレビ・日本テレビ系)のシーズン2が、10月3日(木)夜11時59分より放送される。そこで本記事では、同ドラマのシーズン1と、動画配信サービス・Huluにて配信されているHuluオリジナルストーリー「オクトー ~ふたつの家族~」の内容や見どころを振り返っていく。

飯豊まりえ演じる女性刑事が相手の感情を読み取りながら難解事件に挑む


2022年に放送された本作は、“感情を見ることで真犯人を見つけ出す”主人公・心野朱梨(飯豊まりえ)が感情捜査をおこなう新感覚の刑事サスペンスドラマ。神奈川県警東神奈川署の刑事・朱梨は、15年前に自宅に押し入った男に両親が殺害されるという事件以降、目を合わせた相手の感情を“色”として見ることができるようになる。人と話すときは相手の感情を見ないよう視線を逸らすことが多いため、周囲からも“人嫌い”と思われがちの日々を送っていた。

本作では、そんな朱梨が“感情見え見え”のエリート崩れ男性刑事・風早涼(浅香航大)とバディを組み、目に見えない感情から不可解な事件の真相に迫っていく様子が描かれる。

主人公の朱梨を演じるのは、「岸辺露伴は動かない」や「君と世界が終わる日に」など数々のドラマや映画、CMなどに出演する飯豊まりえ。明るくポジティブな役どころから、シリアスなキャラクターまで幅広くこなす実力派女優として知られている。

一方、朱梨のバディ・風早役を務めるのは、俳優の浅香航大。「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス2011」で連続ドラマ初出演を果たし、その後「あなたの番です」「ひよっこ」「君と世界が終わる日に」などの人気作にも出演。舞台やバラエティ番組などでも活躍するベテラン俳優だ。

その他にも、シーズン1では船越英一郎や臼田あさ美などの実力派俳優陣をはじめ、東京03の豊本明長やラランドのニシダ・コウキ、こがけんら、バラエティに富んだキャストが出演し話題となった。

「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~」キービジュアル(C)ytv


“15年前の事件の真実”とは…朱梨の両親を殺した犯人も明かされるシーズン1


1話完結型でさまざまな事件を解き明かしながら、朱梨の抱える過去や、周囲の関係性が徐々に浮き彫りになっていく本作。シーズン1の第1話で、朱梨はホテルの非常階段からカップルが飛び降り、彼女の宇野渕咲子(本田望結)だけ一命を取り留めるという事件を担当する。取調室に入り、色とりどりのパステルとスケッチブックを広げて、咲子の変化する感情を読み取っていく朱梨。すると彼女からは、“期待”を意味するオレンジ色の感情が読み取れるのだった――。

また第2話では、小説家・千弦(橋本マナミ)の夫と、同じマンションに住む女性が遺体で発見。夫のスマホからは、「人を殺した。生きていられないので自分も死ぬ」という遺書のようなものが見つかる。当初、夫が女性を殺し自らの命を絶ったと思われたが、朱梨が千弦の取り調べをした結果、彼女から黄色の“喜び”という感情が浮かび上がる――。

このように、放送回ごとにさまざまなエピソードが描かれる中、第8話以降では、朱梨の両親が殺害された“15年前の事件の真実”についても触れられる。当時、父親の陽介(豊本明長)は東神奈川署の刑事だった。担当した連続婦女暴行事件で逮捕された男が証拠不十分で釈放され、その後同じ手口で女性が殺害される事件が発生する。そんな中、突如殺されてしまった陽介と妻の彩(柳下季里)。当初、犯人は例の連続婦女暴行で一度逮捕された男だと思われた。しかし朱梨が当時東神奈川署にいた元刑事に話を聞くと、彼から“恐れ”の感情が読み取れ…。そしてラストでは、15年もの間隠されてきた秘密にたどり着くこととなる。