その後、放送された特別編「最後の戦い」では、司馬が雪の中で回想するような形として、司馬と石川のアツい戦いが再び描かれる。暴力団同士の抗争で腹を撃たれた相楽(段田安則)が病院に来て春美がピストルで脅されたり、中川(鹿賀丈史)と稲村(佐藤B作)、良子(中村あずさ)が停電でエレベーターの中に閉じこめられたりなど、相変わらず医師たちはてんやわんや状態。
本編では描かれなかった新撮の過去エピソードがファンにはうれしい。積み重なる因縁の数々が司馬と石川の関係を深め、また大いにこじらせていったことがよく分かる特別編である。現代はエンタメファンにとって、何年も語り継がれる名作をサブスクで一気見できる良い時代といえるだろう。
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