また番組内では、主題歌アーティストのYOASOBIのスペシャルインタビューも初公開され、長編アニメーションのタイアップは「ふれる。」が初で、ふたりはオファーがあった際は大変喜んだという。
その主題歌「モノトーン」について、まず楽曲のテーマを聞かれると、Ayaseは「物語を読ませていただいて、僕なりに思った映画のテーマ感と、自身がミュージシャンとして生きていくなかで感じていることをリンクさせたいと思い、“孤独”というテーマを設けて、広げていきました」とまた、制作する上で苦労した点を聞かれた際には、「自分のなかにある“孤独”と照らしあわせて、つらい経験とか、思いなやんでいた時期のことを掘り返しながら作っていったので、自分との闘いでした。しんどかったと言えばしんどかったです」と本音を明かしつつ、「そういう過去の自分の苦い経験が、楽曲をとおして誰かの耳に届いて、映画とともに感動していただけるかもしれない。そういったように消化できてると思うと、すごくうれしいなと思います」と語る。
また、ikuraへ初めて楽曲を聴いた際の印象を尋ねると、「これまでのYOASOBIの曲になかったようなテイストで、歌詞を見た時、ずんと心に残りましたね。“孤独”というテーマは、自分自身も考えたりすることが多いので、共感する部分もありました」としかし、これまでになかったテイストに、レコーディングでは苦労したそうで「これを歌声で表現するってなった時に、どう表現するのがいいのかって正解がないままレコーディングスタジオに行って、録っていきながらわかっていく感じでした」「実はYOASOBIのなかではバラードで。歌のリズムがキーになってくる曲だったりしたので、そこをちゃんと表現しきれるかってところは闘いでしたね」と試行錯誤しながら、レコーディングを進めたことを明かしていた。
なお、本特別番組は、ABEMAにて12月31日(火)まで無料視聴可能となっている。映画「ふれる。」とあわせて、キャストから監督、アーティストまで「ふれる。」の魅力を語った本番組を視聴することができる。
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