“詐欺師K”の顔を持つ警察官・多家良啓介(向井)は、大物詐欺師のヤマガミこと神野優(鈴木)と対峙。しかし、謎のサロン「ドミナートル」主宰者の海藤周(陣内)が仕組んだ事故で神野は帰らぬ人となった。別の事件で殺人の容疑をかけられた多家良は、警察からも海藤からも追われる身となった。
生前の神野曰く、彼のスマホにはすべての証拠が残っているという。多家良は、相棒の矢柴等(荒川良々)のもとを訪れ、ロックの解除を依頼。スマホを開くと、警察内部の人間らしき人物からメッセージが届いた。一方、海外拠点の特殊詐欺で逮捕され、刑期を終えたばかりの田胡悠人(市原)は、とある依頼を遂行するためにサポートを受ける中華料理店の店主・王新晧(チャンチンホイ)から拳銃を受け取っていた。
待ち合わせ場所のフェリー乗り場に到着した多家良は、メッセージを送った人物と相対する。その人物に驚きを隠せない多家良が「あなたの目的を聞かせてください」と問うていると、拳銃を持った男は田胡に背後をとられてしまう。そのまま腹を撃たれた多家良は、海に投げ捨てられてしまった。
ミッション終了後、詐欺会社・ライドクリーンの代表を務める木崎竜一(淵上泰史)に接触した田胡。彼は木崎に「俺は詐欺師です。あなたのビジネスパートナーにしてもらえませんか?」と持ちかける。木崎は、海藤に依頼されて多家良襲撃を命じた人物で……。
――という物語が描かれる。
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