小栗旬、“戦友”青木崇高に「普段ちょっと見下しています(笑)」

2017/09/22 05:07 配信

ドラマ

仲の良さを見せた主演の小栗旬(右)と、共演の青木崇高(左)


そして、視聴者からたくさん寄せられた“続編の妄想”を一同で時折うなずきながら聞き、「皆さんしっかり見てくださった後に妄想してくれているんだなあ」と、小栗は感激の面持ち。

遠藤は「皆さんの妄想も面白いんだけどさ、俺もあれの続きってどんなふうになるんだよ!と、思ったんだけど、読んだら遥かに(想像を)超えているね。やっぱり金城さんはすごいよね!」と、金城ワールドの無限の広がりに、賛辞を惜しまない。

その後、「BORDER 贖罪」のPR映像が公開され、キャストも客席から見ることに。緊迫のシーンの連続を思わせる映像に、観客も息をのんで見入っていた。終わるなり、青木が開口一番「う~んモソモソしますね」と言って笑わせ、小栗は「面白そー!」と客観的に語り、一気に和やかなトークショーの雰囲気に引き戻した。

再びファンから寄せられた質問をキャストにぶつけるスタイルでトークは進行。

連続ドラマの最終話の台本を初めて読んだときの感想を聞かれ、小栗は「よく覚えています。それこそ脚本の金城(一紀)さんが2日で書き上げたのかな? 確か。2日で書き上げた最終回ってどうなっているんだろうって思っていて、自分も石川というキャラクターにだいぶ引っ張られながらそのころ生活していたので、『心して読んでほしい』って言われて、読んだらどっと疲れちゃって…。『こんなにしんどいのをやるんだなあ』って思ったのを覚えています」と、素直な感想を明かす。

また、今回の脚本を受けて「多少お話は聞いていたんですけど、実際に読んでみて、なるほどなあ!って思うこともすごく多かったですし、ある意味、石川にとっての選択肢の中で、これをチョイスするということは必然なんだなって思わせるような物語で、すごく面白く読みました」と感慨深く語った。

そんな金城脚本の魅力について、波瑠は「言葉がすごく格好いい。やっぱり知識がないと使えない単語や言葉がすごく出てくるし、言い回しとかも、思いつかない言葉がすごく多いんですよね。それを撮影で自分の言いやすいように言い換えて言うと、全く違うものになってしまうんです。一言一言全部が重要な、という印象ですね」と分析。

これには、遠藤も「金城さんの言葉って本当に難しいんですよ。前回の連ドラのとき、説明役に回ることも多いんですけど、つかえるたびに『何か他に言葉ねえのかよ!』ってなって(笑)。だけど、自分の言いやすい言葉に変えると、すごく浅っちょろい言葉になっちゃって。一言一句(その通り)やらないと金城さんの本は駄目で、薄っぺらくなっちゃうので、難しいですよね。今回はそういう難しいのがなかったので、一安心でした(笑)」と、前のめり気味に同意していた。