さらに、キャストたちの普段の関係性についてのトークに。石川と立花(青木)の関係性について、小栗は「石川はどこかで立花のことをバカにしていますからね。熱血バカだと思っているフシが…」といきなりけんかを売ると、青木も「おやっ? 奇遇ですねえ。こちらもそういう部分はあったと思います。冷静な気に入らないやつだと思っていたはずです」と応酬し、劇中さながらのやりとりに、「BORDER」ファンは大喜び。
なおも小栗は「でも、僕も普段ムネくんのことを熱血バカだと思って、ちょっと見下しています(笑)」と“口撃”の手を緩めず、これには青木も「あっ! そうですか…それは…そうでしたか。傷つきますね…」と、大ダメージを受けていた。
すると小栗は大笑いしながら「ことしは舞台からずっとムネくんと一緒だったので、普段から戦友みたいな感じですね」としみじみ語り、ちゃんとフォローした。
また、遠藤と演じる市倉の違いについて話が及ぶと、小栗は「遠藤さん自体はもっと柔らかい人だと思います。班長は結構怖い部分もあるので…」と断言。
それを受け、遠藤は「まだ旬くんが19歳のとき、地方ロケに行って、俺、ベロンベロンになっちゃって、旬くんに担がれて、『しっかりしてくれよ!!』って怒られたからね」と暴露し、一同は大笑い。
「そのとき初めて会って、19歳ってまだちょっと若いから恋愛の悩みとかを聞いて、次に会ったのが『クローズZERO』で、旬くんすっげーアクション俳優になった!って思って、次に『BORDER』で出会ったら、“死んだ目”のできる名優になってたんです」と、小栗の成長ぶりを絶賛。
小栗は照れくさそうにこれを受け「忘れもしないすごいうれしい言葉が、(「BORDER」の)第1話が出来上がった後に、遠藤さんに会ったら『旬くんごめんね! 俺がそんな言い方するのも失礼なんだけどさ…、旬くん本当に芝居がうまくなったよね』って言われたのはうれしかったです。
それは本当に背中を押してもらって、石川という役を作っていけた気がしました」と心温まるエピソードを語り、会場が優しい空気に包まれた。
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