第2話は――
千寿、利己が所属する警視庁捜査一課特命捜査情報管理室――通称『オクラ』に、新たなタレコミ情報が舞い込む。2013年に橘東高校で起きた道尾忠司(浦上晟周)という生徒の死亡事件は、自殺ではなくいじめによる殺人だ、という情報だった。
それを聞いた吉岡(前田旺志郎)は、自身も橘東高校の出身で、道尾は同級生だったことを明かす。吉岡によれば、道尾は学校に馴染めずいつもひとりでいたため、不良グループの追川孝晃(豊田裕大)や岩淵康太(牧亮祐)らに目を付けられ、執拗ないじめに遭っていたのだという。
事件後、吉岡をはじめ他の生徒たちは、学校が実施したアンケート調査で、いじめがあったことを訴えていた。だが教育委員会はいじめを頑なに否定し、進路に悩んだ末の自殺である可能性が高いという結論を出した。千寿は当時、捜査一課課長の加勢(中村俊介)らとともにこの事件の捜査を手がけていたが、何らかの圧力があり、捜査が打ち切られていた。
千寿は、倫子(白石麻衣)、吉岡とともにもう一度この事件を洗い直そうとする。手がかりになるものは何もなかったが、利己は当時の資料とタレコミからある暗号を解読する。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、いじめられている道尾の場面と、「あの時の顔が今でも忘れられない…」という吉岡のセリフからスタート。
また、“浮かび上がる事件の闇”というテロップが出ると「あの自殺の件は途中で圧力がかかった」と、当時事件の捜査を担当していた千寿は吉岡に告げる。“対立するそれぞれの正義”というテロップに切り替わると、「お前の正義ってなんだ」と利己に問う千寿。そんな千寿に「こんなことして許されると思ってんのか!」と利己は言い放つ。
最後には見慣れない車の中にいる千寿と利己。「この車はどこで調達したんですか?」と尋ねる利己に、「秘密」と言う千寿のコミカルなシーンも映し出される。
第2話を放送を前に、SNS上では「杉野くんクールな役も似合う!」「1話の最後の10分くらいが気になりすぎて、2話待ちきれない」「反町隆史×杉野遥亮のバディ既に最高」「豊田くんの出演うれしい!」などの声が上がり、話題となっている。
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