27年前の名作 反町隆史、竹野内豊の圧倒的イケメン無双ぶりに感動<ビーチボーイズ>

2024/10/15 18:00 配信

ドラマ レビュー

海都が女子高生・真琴の気持ちを思いやる


第1話は、女に捨てられ、行き場を失った桜井広海(反町)と、仕事でミスをした鈴木海都(竹野内)が、しばしの休息を求めて海の見える地へと向かった。

出会うはずもない男2人がたどり着いたのはさびれた民宿。人生の頼れる先輩、だけど堅物そうに見える初老の経営者・和泉勝(マイク眞木)と孫娘・真琴(広末)がきりもりする民宿に転がり込んだ広海は、強引にバイトを決めこみ、海都はマイペースに休日を過ごしはじめた。しばらくして、勝は民宿をたたむことを告げる。勝は、すでに真琴も東京にいる母のもとへ行かせることを決めていたのだった。

続く第2話は、一度自分の生活に戻った広海と海都が再び、“ダイヤモンド・ヘッド”へ。広海は、民宿を盛りたてようと友達に電話をして客として呼ぶ。広海の元恋人・富士子(辻香緒里)や、海都のことを心配して会社の後輩であり恋人の桜(秋本祐希)も民宿を訪れる。その晩、富士子が広海はオリンピックを約束された水泳選手だったと話し、海都は広海を見る目が少し変わる。

一方、真琴は、もうすぐ母のいる東京へ行かなければならないことを思い元気がない。しかし、民宿をたたむ理由が、“ここにあったんじゃ真琴がいつまでも東京へ行くと言わないから”ということを聞いた海都が、「好き勝手生きてきたあんたが、なぜ真琴ちゃんの好きなことをさせてあげられない」のかと、勝に猛烈にくってかかる。

夏の派手さだけではない細やかな心の描写も魅力


今見ても、古臭さを感じないのは、いつの世も変わらぬ海が舞台だからだろうか。偶然出会った2人のイケメンが、明るく派手な男性に見えながらも実は失敗した過去や繊細さを持ち合わせていて、深い人間味を感じさせるからなのかもしれない。

FOD・TVerでは「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」キャンペーンを開催中で、11月10日(土)まで「ビーチボーイズ」第1~3話が無料公開されている。ドラマ再放送時にテレビ視聴者が「反町隆史竹野内豊のかっこよさやばすぎ」「広末の輝きものすごい…」などという声がSNS に上がって騒然となったヒット作をご堪能あれ。