10月26日(土)夜9時からは、ヴァイオレットの長い旅路がついに終わりを迎える「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を放送。
深い傷を負った戦争が終結して数年が経ち、人々は前を向いて進んでいこうとする中、ヴァイオレットは心の中で残り続ける大切な人、ギルベルト・ブーゲンビリア少佐の「愛してる」という言葉を忘れられずにいた…。そんなある日、ヴァイオレットはギルベルトの兄・ディートフリート大佐(CV:木内秀信)と鉢合わせ、彼から「ギルベルトのことは忘れろ」と言われてしまう。そんな折、郵便車の倉庫で一通の宛先不明の手紙が見つかったことで、物語は大きく動き出す――。
2020年に劇場公開された本作は、深夜アニメの劇場版としては異例のヒットとなる興行収入21.3億円を突破し、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した。そんな本作について、シリーズプロデューサーは「TVシリーズのヴァイオレットはどちらかと言うと語り部となる部分が多く、彼女が代筆の仕事で出会ったさまざまな人たちの想いを紡ぐ構成になっていました。それに対して、今回の『劇場版』ではヴァイオレット・エヴァーガーデンの生き様そのものにフォーカスを合わせている」と見どころを語っている。
また劇場版となる本作では、より丁寧な作画と撮影技術によって実現した映像美も注目ポイント。ヴァイオレットが義手でタイプライターを打つ際の指の動きや、背景の描写など、至る所で京都アニメーションのこだわりが感じられる。
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