中継で小林克也が登場し「眠いです」と笑いをとりつつ16年を振り返った。「僕はね、こういうナレーション初めてやったんだ」小林にとっても初の試みだったことを明かした。
香取に少しでも時間を与えようとする配慮か、山本同様に小林も挨拶を済ませるとさっと身を引いた。
香取が24歳の時にスタートした「SmaSTATION!!」。
16年間を振り返って香取は、「僕、香取慎吾を形成した、作った一つだと思うので、もう本当に感謝しています」と話した。
涙をこらえ声を詰まらせた場面もあったが、笑顔で終わろうとする様子が見て取れた。
一番印象に残っていることを聞かれると、「今日になっちゃうかな…東京タワーの色が変わるとはもう、いやーこんなことありますか?東京タワーの色が番組のカラーになっているなんて。今もまだなってるの?本当にありがとうございます」とコメント。
ネットでは一般視聴者から、番組を支えたナレーターの小林克也をはじめ、「CMまで5秒前」の声を担当した金田朋子にも「番組を支えてくれてありがとう」など感謝の言葉があふれた。
また、放送中に「新しい地図でまた会いたいです」とコメントした大下アナには「ずっと慎吾の隣にいて欲しかったな」、「ファンが聞きたいことを聞いてくれてありがとう」、「最高のパートナーだった」など賞賛の声が相次いだ。
最後に「699回…あと一回やりたかったな。700回やりたかった」ポロリとこぼした香取。
大下アナもギリギリまで涙をこらえていたが「大下さんありがとうございました」と言われ、ハグを交わすと泣き崩れそうなっていた。
一方、香取は大下アナを支えながら、笑顔で「ありがとう!」。ラストは二人で手を振って番組を終えた。
【文・柚月裕実】