第3話は――
西東京総合病院で働く看護師・森口福美(野呂佳代)は、マッチングアプリで出会った男性と初デートすることになるも、相手が一向に現れず落胆する。
同日、西東京総合病院には虫垂炎の患者・三原裕樹(馬場徹)が搬送されてくる。翌朝に容態が急変するも、消化器外科医・大貫太(マキタスポーツ)が緊急切除手術を行い、無事に回復の兆しを見せる。一方、三原の顔をじっくり見た福美は息をのむ。彼こそ、前日にデートの約束をしていた相手だったのだ。 くしくも“看護師と患者”として、三原と交流を深めることになった福美。彼女はプロとして懸命に看護するかたわら、日に日に恋心を募らせていく。
そんな中、退院を翌日に控えた三原が突如、腹痛を訴えた。だが、外科で検査をしても異常は認められない。歩(岡田将生)は念のため他の科にも検査を要請。ところが、他科とのタスクシェアを拒む医師らによって、たらい回しにされた挙句、肝心な腹痛の原因はつかめないまま。
そこへ畳み掛けるように、三原が右腕のまひを訴えはじめた。相次ぐ謎の症状。歩と静(中井貴一)はこれまでの経緯を考慮し、ある可能性を疑う。
――という物語が描かれる。
公式サイトなどで見ることができる予告動画では、“痛みが移動する患者の秘密!?”と不穏なテロップが躍る。「搬送されたときにオペするべきだったんじゃないですか?」という声に「ナースが診断するな!」と怒号が重なり、第3話も病院内には、ピリピリバチバチした空気が流れている。
そんな中、福美と三原が公園でおにぎりを食べる映像も。恋のムードと思いきや、シーンが切り替わり、倒れた人を心臓マッサージする福美、どこかに電話をかける歩…とこちらも不穏な空気が流れる。
終盤では「俺の診断に口を出さないでくれ」と言う外科医・大貫を、静が「俺の診断言うて、ちゃんと見たんか、おんどりゃ!」と広島弁で一喝するシーンも。
これまでも「コンプライアンスを言い訳に患者を追い返すナースはガチグソナースじゃ!」「患者さんの為になる事は、全てナースの仕事です」と名せりふと共に、真の患者ファーストを貫いてきた静。今回も患者のために立ち上がる。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)