さらにもう一人、物語のカギを握るのは、及川演じる楠田永吾。楠田は練の父だが、その事実を知った瞬間、加地の脳裏に“封印していた18年前の記憶”がよみがえる。どういうわけか名字の違う父と子。及川が「ズッシリと哀愁を背負った人生」と評する“楠田のバックグラウンド”、そこには隠された“練の悲しき過去”があった。そして、彼らと交わることで、“加地の知られざる過去”が初めて明かされる。
「ドクターY」のもう一つの魅力といえば、「ドクターX」ファミリーの特別出演。今回は大門未知子を演じる米倉涼子を筆頭に、城之内博美役の内田有紀、原守役の鈴木浩介、神原晶役の岸部一徳、海老名敬役の遠藤憲一、そして今年10月に逝去した、蛭間重勝役の西田敏行が集結。
劇中では「ドクターX」名物の麻雀シーンも登場し、及川も初参加。ここでは、なんと“未知子と晶、そして、及川演じる楠田の意外過ぎる過去の接点”が明かされることに。「まさか米倉さんと初共演にして、麻雀を打つことになるとは…!あの豪華レギュラーメンバーと麻雀を打てただけでも、このシリーズに参加した感がすごくて、楽しかったです」と、及川も胸を躍らせた。