吉田鋼太郎、CM撮影秘話で盛大に失敗したエピソードを明かす

2024/11/11 08:00 配信

芸能一般

吉田鋼太郎出演 OKURAの新CM「愛でて、悩んで、もだえて 編」より※提供写真

俳優の吉田鋼太郎がリユースの高級時計やバッグ・貴金属を専門に取り扱う株式会社OKURAの新CM「愛でて、悩んで、もだえて」編に出演。CM撮影のインタビューでは、3歳の愛娘との悩み、盛大に失敗した過去のエピソードを明かした。


愛用するブランド品を手放すことに葛藤する吉田鋼太郎を描く

吉田鋼太郎出演 OKURAの新CM「愛でて、悩んで、もだえて 編」より※提供写真


俳優の吉田鋼太郎の「人生、時には勢いが大事なんだ」というセリフから始まる本CM。愛用しているブランド品を、愛でて、悩んで、もだえ、唐突に叫んだかと思うと、勢いよくブランド品たちをOKURAに持ち込む。愛用するブランド品を手放すことに悩む姿や、査定の結果に上機嫌な姿など、吉田のコミカルでハイテンションな演技が映し出さされる。

また、CM撮影後のインタビューでは、吉田さんの大切な思い出が詰まっている愛用アイテムや、CMに関連してこれまでの人生を振り返り、勢いよくトライして良かったこと、逆に勢い余って失敗したエピソードなどを語った。

吉田 鋼太郎「本当に1本のドラマを撮っているような撮影でした」

――CM撮影を終えて、率直な感想をお願いいたします。

楽しかったです。結構ストーリー性のあるCMになってますね。自分の大事にしている時計や宝飾品とかを手放したくないところから始まって、でも手放さなきゃいけないときもあるんだっていうふうに自分を言い聞かせる。最終的にOKURAに持って行って、いくらになるんだろうって…とってもストーリー性があって、なんか一つのドラマを撮っているみたいな。

ただ、ドラマのように長い時間をかけるわけにはいかないので、ワンカットワンカットある意味で高いテンションで臨んでいかなきゃいけない、そのやりがいみたいなものもあって。なんか本当に1本のドラマを撮っているような、そういう気がしながら取り組んでいました。

――吉田さんにとって大切な思い出が詰まっている愛用アイテムがあれば教えてください。

僕、中学2年生の時からギターを始めて、バンドを組んでいたんですね。一生懸命お小遣いを貯めて、最終的に中学を卒業する時に、ちょっと母からも援助してもらって、その頃で10万円したギターを買ったわけですね。それがもううれしくて、うれしくて、それをずっとメンテナンスしながら、ずっととってあります。

――(「人生 時には勢いが大事なんだ」というセリフからCMが始まりますが)これまでの人生を振り返って勢いよくトライして良かったな、というエピソードを教えてください。

私事になってしまうんですけども…今3歳の娘がおりまして、今私が65歳ですから、62の時の子どもなんですね。ちょっと大胆といいますか。やっぱり今、こうして育てて一緒にいますと非常に幸せで、本当にかわいくて、彼女のためにもうひと頑張りしよう!というエネルギーが湧いてくるので。思い切ってトライして、良かったんじゃないかなという気はしております。

――一方で、勢い余って失敗したエピソードがあれば教えてください。

それはもう山のようにあります…。大きな舞台で海外公演もあったんですけど。初めてその大きな舞台で主役を頂いた時に、初日にちょっと張り切り過ぎて。本来ならば着けなければいけない左手のギプスを、ワタワタしておりまして、着けずに舞台に上がってしまい、本来ならば無い腕が縦横無尽に動いていたということがありまして…。途中でお客さんがざわつき始めまして、「あれさっき確か切り落としたはずだよね?」みたいな。何をざわついているんだろうとなって、僕も分からなかったんですけど、だんだん、あ…しまったということに気付きまして。
そしたら演出家の方が途中で芝居を止めて、「ちょっと一回止めます」と。僕は(舞台)袖に帰って、ギプスを着けて、そこからまた改めて始めたっていう。これはもう本当にあってはならないということですけども、そこまで間違えちゃうと、これはもうみんな「間違えたんだ、頑張って!笑」っていうような状態になりまして…。それかな、やっぱり舞台での勢い余っての失敗が割と多いですね。

――CMでは悩みもだえるシーンが印象的ですが、最近悩んでいることがあれば教えてください。

また、娘の話になって恐縮なんですけども、まだ3歳なんで、どうしても就寝する時と、起床する時は、ママにくっついていないと、ちょっと機嫌が悪いんですよね。なんとかして就寝する時、パパ(私)が抱っこして寄り添って寝たいんですけど、どうしても拒否されるんですね。朝も眠っている時に、ちょっと分からないように、手を伸ばして抱きかかえて、起床しようとするんだけど、抱きかかえてそばに寄せた途端にパッと起きて、僕の顔を見て少し泣き出すみたいな。なかなか娘と朝と夜、起きる時と寝る時が、共にできなくて、いつになったらやらせてくれるのかなと。一緒に起きる寝る、を。それが今、悩みの種でございます。

――OKURAは「世界をリユースする」という目標がありますが、吉田さんが考えるリユースの魅力はどこにありますか?

楽器の話になるんですけど、私の知り合いのミュージシャン兼俳優さんなんですけど、一緒に共演した時に、ミュージシャンでもあるので高価なギターをたくさん持っていらっしゃるんですね。その時に、「これは自分だけのものではない」と。「これから受け継いでいかなきゃいけないものなんだ。僕の次はどなたかに、そのどなたかがまたどなたかに。そのために、万全の注意を払って保管・管理する。そのために、一つマンションの部屋を借りて、そこに温度調節、湿度調節しながら、保管しているんだ」と話を聞いた時に、やっぱり大切なものっていうのは、もちろん高価なものであったり、そうではないものでも、その人の思いがこもっているものだと思うので、それをやっぱり、長い間、ずっと何世紀にもわたって、できれば受け継いで使っていくというのは、非常に価値のあることなんじゃないかなとは思います。

――最後に、このCMをご覧の皆さまにメッセージをお願いいたします。

今回、OKURAさんのCMに出演させていただきました。撮影中、本当に楽しくて、テンションが上がって、いいCMになったと思います。皆さん、僕も含めて、「もの」っていうものが、とても好きですよね。いいものを見つけると気持ちも上がりますし、頑張ろうという気にもなりますし、そういうことが、とても伝わってくるようなCMになっているんじゃないかなと思います。どうぞ楽しんで、ご覧ください。

キーワード

関連人物