9月30日、ついに連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)が最終回を迎えた。
ヒロイン・みね子(有村架純)の家族がそろってすずふり亭を訪れ、念願のハヤシライスを食べるという“ささやかな”グランドフィナーレ。だが、みね子と秀俊(磯村勇斗)の結婚が認められたり、記憶喪失になっていた父・実(沢村一樹)が記憶の断片をたぐり寄せたりと、感動の展開となった。
そして、最後はみね子がカメラに向かって「今日までありがとう。みんな一緒に頑張っぺ!」。
思えば第23回(4月28日放送)で、集団就職で上京するためバスに乗り込み、窓から顔を出したみね子が、妹と弟に繰り返していたのも「頑張ろうね!」だ。
祖父と母を支える役目を幼い妹たちに託し自らは新天地へ向かう、みね子の強い決意が表れた名場面だったが、最終回もこれと同様に、「東京の人」として生きていくみね子の決心、そして“物語が続いていく”ことを思わせる演出となっていた。
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