「熱中時代・先生編」に続いて「熱中時代・刑事編」をやりたいと演出家から話がきて、それから「こんな話はどうだろう」「あんな話はどうだろう」という話を朝まで電話したことを覚えています。そのときに、よりコメディーにしたこんな話はどうだろうっていう話をして、その電話から始まり現実になったんです。
当時からアクションが好きだったので、アクションも魅せていきたいと思っていて。ある時、犯人を捕まえるときのドロップキックの「(代役など)トリックを教えてください」って言われたことがあるんです。本当に自分でやってるんだって言ってるのにね(笑)。仲良しだった松田優作さんが「豊のアクションはアクション超えてる」って言って喜んでくれるくらい、アクションが好きだったんですよね。「熱中時代2・先生編」から続けて、ぜひお楽しみください!
交通課から刑事課に配属された新米刑事の早野(水谷豊)。初手柄を意識した訳でもあるまいが、結果は先輩刑事の足を引っ張ってしまい、潮田係長(藤岡琢也)苦心の張り込みも水の泡、麻薬殺人事件の参考人を逃がしてしまう。潮田に怒鳴られ、自信をなくした早野をスナック「竹の子」のママ・奈津子(草笛光子)は励まし、彼の将来を占うのだった。
占いは、水難、女難の相ありとでた。一方、深夜に下宿先の寺坂(伴淳三郎)の家に戻った矢先、強盗事件が発生。早野は現場の外国人マンションに急行するのだった。給水塔の中で早野は先程取り逃した参考人の太田(片岡五郎)を逮捕するが、この事件をきっかけに、潮田から太田に狙われたアメリカ娘のミッキー・フランクリン(ミッキー・マッケンジー)の身辺保護を命じられてしまう。
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