永野芽郁&佐藤健が赤血球&白血球ハットで登場「自分の体がいとおしくなる映画だと思う」<はたらく細胞>

2024/12/15 13:42 配信

映画 会見

永野芽郁、佐藤健が映画「はたらく細胞」公開記念舞台あいさつに登壇(C)清水茜/講談社 (C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (C)2024 映画「はたらく細胞」製作委員会 (C) 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation.

永野芽郁佐藤健W主演による映画「はたらく細胞」が12月13日に公開。公開初日には神奈川・ラゾーナ川崎と東京・丸の内ピカデリー、14日には大阪・MOVIX堺と広島バルト11で公開記念舞台あいさつが行われ、登壇者がトークを繰り広げた。

全国の映画館が“はたらく細胞ワンダーランドシアター”仕様に


「はたらく細胞」は細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が話題を呼んだ、清水茜による漫画作品。2017年にフランスの新聞「ル・モンド」が選ぶ“この夏推薦する図書リスト”に選出されるなど、国内だけでなく世界中から注目を集め、2018年のアニメ化でさらにブームは過熱。シリーズ累計発行部数1000万部を超えるメガヒットを記録した。

その「はたらく細胞」と、原田重光、初嘉屋一生、清水茜が手掛けたスピンオフ作品「はたらく細胞BLACK」の2作品を原作として、シリーズ史上初となる“人間の世界”も合わせて描いて実写映画化。人間の体の中を舞台に繰り広げられる“世界最小の物語”を、日本映画最大のスケールで描き出す。

赤血球役・永野、白血球(好中球)役・佐藤がW主演を務め、人間の親子役で芦田愛菜阿部サダヲが出演。体の中で“はたらく”細胞のキラーT細胞を山本耕史、NK細胞を仲里依紗、マクロファージを松本若菜、ヘルパーT細胞を染谷将太、肝細胞を深田恭子、新米赤血球を板垣李光人、先輩赤血球を加藤諒、血小板をマイカピュが演じる。

また、漆崎日胡(芦田)憧れの先輩・武田新役を加藤清史郎、人の健康を脅かす“恐るべき”細菌の肺炎球菌役を片岡愛之助、化膿レンサ球菌役を新納慎也、黄色ブドウ球菌役を小沢真珠がそれぞれ担当。さらに、細胞たち最強の敵としてFukase(SEKAI NO OWARI)が出演。監督は武内英樹、アクション演出は大内貴仁が担当し、独創的でユニークな世界を作り上げている。

現在、全国200館以上の上映劇場で「全国『はたらく細胞』ワンダーランドキャンペーン」を実施中の本作。上映劇場が期間限定で「はたらく細胞ワンダーランドシアター」仕様となり、対象劇場では通常のポスターやチラシの掲出に加え、映画の本編に登場する美術や小道具のデータを使用した、まるで体内世界のようなオリジナルの展示を展開。

このたび、その「はたらく細胞ワンダーランドシアター」をキャスト陣が訪問。満員の観客の歓迎を受けながら舞台あいさつに登壇した。

佐藤健がある作品でダダをこねる


ラゾーナ川崎での舞台あいさつには永野、佐藤、山本、武内監督が登壇。「はたらく細胞」仕様の劇場内装飾に興奮ぎみで、永野は「すごくありがたいです! 映画館で公開していただけることを願って、こうして作品を広める活動をさせていただいてきたので、劇場の皆さんがこうしてすてきな装飾で協力してくださるのは、とてもうれしいです!」と感激の様子。

佐藤は「他の作品に申し訳ないぐらい装飾していただいて…」と恐縮しながらも、「何でこんなに応援してくださるんだろう? ヒットのにおいがしたのかな(笑)。原作のパワーもあると思いますが、すごくうれしいですね」と冗談交じりで喜びを伝える。

山本も「こんなに劇場内が装飾されていたり、スタッフさんたちが衣装を着てくださっている姿も見たことないですね! 劇場までの通路も飾りがすごかったですよ」と気合の入った装飾を絶賛。

また、今回の舞台あいさつの地・川崎についての印象を問われ、山本は「先日ドラマの仕事で来たんですが、川崎と言えば市原隼人君の地元だと思ってLINEで連絡しました。LINEなのに『すみません、行けません…』(声まねしながら)って、市原隼人の声が聞こえたような気がしました!」と笑いを誘う。

撮影時のエピソードの話題では、永野が「激しいシーンの撮影の後も、皆さんスーンってすぐ元に戻っていました」とキャスト陣の様子について語り、佐藤がすかさず「カットが掛かってもスーンっとしないのは、イッチーぐらいです(笑)。熱い気持ちが途切れないので」と、再び市原隼人の名前を出し会場を沸かせる一幕も。

観客から大好評のアクションについて話が及ぶと、永野は「佐藤さんと山本さんのアクションはすごかったです! 現場で臨機応変に話し合いながら変えていかれる姿を見て、何てすごい人たちなんだと思いました」と目を輝かせながらコメント。

佐藤は「信頼しているアクションチームだったので」と余裕の表情を見せながらも、「一番大変だったのは、ぶつかって白血球の白塗りがはげることですね」と苦労を挙げ、これには武内監督も「ちょうど撮影が花粉症の時期だったので、佐藤さんがずっと鼻をかんでいて、そこだけ肌色になっちゃって、大変でしたね(笑)」と撮影秘話を明かした。

山本が「もちろん事前に稽古をしていますが、現場に行ってみないと分からないこともいろいろありますね」と話すと、「僕は現場で大変なことがあると、『できない!』とダダをこねます」と言う佐藤。それに対して、山本が「見たことない!」、永野が「うそばっかり!」とすかさずツッコミを入れる。

さらに、佐藤は「一番ダダをこねたのは、現場に毛虫がめちゃくちゃいたとき。それは本当にダダをこねましたね」と続け、「何のシーンで?」と問われると「12年前の『るろうに剣心』のときです!」とまさかの回答が飛び出し、永野と山本が「なにそれ!!」と声をそろえ、細胞キャストとして抜群のチームワークも披露していた。

川崎で行われた公開記念舞台あいさつには永野芽郁、佐藤健、山本耕史、武内英樹監督が登壇(C)清水茜/講談社 (C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (C)2024 映画「はたらく細胞」製作委員会 (C) 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation.