大阪での舞台あいさつ後、広島に移動した永野と佐藤。広島バルト11の劇場装飾の見学のため、ロビーを訪れると劇場内は騒然。大歓声に包まれる中、2人は手を振るなどして笑顔で応えた。
舞台あいさつでも会場が温かい拍手に包まれる中、永野は「私は広島で舞台あいさつをさせていただくのは初めてなので、こうしてここに来られて本当にうれしいです!」、佐藤は「『はたらく細胞』、こんなに感動すると思ってました? みんなに言われるんですけど、まさか泣けるだなんと思っていなかったですよね。うれしいです!」と観客に笑顔を見せる。
同会場でも「はたらく細胞」仕様の凝った装飾が展開されていることに触れ、佐藤は「すごく頑張って装飾してくださっていて、愛を感じました。ありがとうございます。実際にこの場に来られてうれしいです」、永野は「どの劇場も素晴らしかったですけど、こちらは“くしゃみ”の装飾まで再現されていてすごかったです!」と絶賛。
広島での思い出を聞かれた佐藤は、「舞台あいさつで何度か、この場所にも来させていただいています。広島では趣味の謎解きをしに町歩きをしたこともあって、おりづるタワーにも行きましたね」と思い出を振り返る。永野は食べてみたい広島グルメについて「全部!」と元気に即答しながら、「今日の夜ごはんは広島焼きの予定です!」とうれしそうに話した。
連続テレビ小説「半分、青い。」(2018年。NHK総合ほか)以来、6年ぶりの共演を果たした2人。久々の再共演について、永野は「健さんと久しぶりにお会いして、お芝居を始めた瞬間から息ぴったし!って感じで、一気に6年前に戻ったような感覚もあって、不思議でしたね」と佐藤に絶大の信頼を寄せていること明かし、「『はたらく細胞』の次に共演するのは、さらに6年後ですかね?(笑) もうちょっと早くご一緒できるとうれしいですね」と話す。
対する佐藤は「永野さんとはがっつりお芝居をさせていただいたので、次に共演するときも、本気でぶつかり合えるような役がいいなと思います」と、力強く再共演を願う。
演じたキャラクターの衣装やヘアメークについての話題では、永野が自身の演じた赤血球のコスチュームに並々ならぬ思い入れを抱いていたことを告白。
「赤血球が履いているデニムのパンツの丈には、すごくこだわっています。短すぎると女性らしさが出すぎるし、長すぎると活発さがなくなってしまうので、ミリ単位で話し合って作りました。この衣装だけで3、4時間は打ち合わせしたほど、こだわりのパンツです!」と、細部まで永野のこだわりが反映されていることを熱く語る。
佐藤は白血球の白塗りメークに言及し、「僕は敏感肌なので、白塗りはかゆかったですね。乾燥もしますし、長時間皮膚呼吸を封じられている気がして大変でした。それに、白はどんどん剥がれていってしまうので…。アクションシーンでも、しっかり攻撃を避けないと白が剥がれてしまうのですごく気を付けていました」と撮影時の苦労を明かした。
舞台あいさつのラストには、永野が「皆さんのお力があって、こんなにすてきな作品が作れたんだと思っています。年末年始も上映していますので、これからたくさん『はたらく細胞』を愛してください!」、佐藤が「この映画で日本中、そして世界中を元気にしたいと我々は思っています。ぜひたくさんの方々に見て、いろいろと感じていただけるとうれしいです。そして皆さん、どうかお体を大事にしてください」とメッセージを送った。
映画「はたらく細胞」は、12月13日(金)より全国公開中。なお、「はたらく細胞」のアニメ版となる「はたらく細胞」「はたらく細胞!!」「はたらく細胞BLACK」はLeminoにて配信中。
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