ダウンタウンがメイン司会を務める番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(毎週日曜夜11:25-11:55、日本テレビ系)の名物企画「絶対に笑ってはいけない」シリーズ18作品(2003年~2020年までの放送回)が、動画配信サービス・Huluにて独占配信中。そこで本記事では、同シリーズの中から“注目したい3作品”をピックアップし、見どころを紹介していく。
毎年、大晦日の特番として放送されていたバラエティ番組「絶対に笑ってはいけない」シリーズ。2006年に放送開始した同シリーズは、当時斬新なコンセプトと笑いを追求したスタイルで、毎年民放ナンバーワンの視聴率を誇る番組として知られるようになった。
“笑ってはいけない”というシンプルなルールの中で収録を行う同シリーズには、「ガキ使」のレギュラー陣である松本人志(ダウンタウン)、浜田雅功(ダウンタウン)、遠藤章造(ココリコ)、田中直樹(ココリコ)、月亭方正の5人が出演。その年によってそれぞれ異なるテーマが設けられ、5人のもとに次々と“笑わせる刺客”が襲い掛かる。思わず笑ってしまった場合には、お尻を棒で叩かれる“ケツバット”や“タイキック”などの罰が待っている。
そんな長年にわたって放送されてきた同シリーズは、松本が“笑ったら引っぱたかれるのはどうか?”というアイデアから罰ゲームが生まれたという。これまでのお笑い番組は、芸人たちがネタを披露して視聴者を笑わせることが主流だった。しかし本企画の登場により“笑いを堪えている人を見て笑う”という新しい笑いの形を確立。さらに笑いの刺客として毎シリーズ意外な大物ゲストが登場し、ギャグを披露する様子もたびたび話題を呼んだ。
まず紹介するのは、2013年に放送された「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!!」。“ガースー黒光り地球防衛軍”をテーマに、レギュラー陣が新人隊員に扮し、“笑ったらお尻にお仕置き”というルールのもと、笑いの刺客たちからのトラップに耐え続ける。
途中で“ブラックアーミー(仕置人)”に叩かれる浜田を見て、つい松本や遠藤も笑ってしまい、同じようにお仕置きを受けるハメに…。本番組ならではの“不運な笑い”や、遠藤の家族や元妻の千秋が大集合して「章造大好きソング」を披露するシーンなど、見どころ満載だ。
さらに本作では“ココリコ田中への手紙のシーン”にもぜひ注目したい。地球防衛軍新人研修室の机の引き出しの中に入っていた謎のDVD。そこには、田中へ宛てた息子からの手紙を読む姿が映し出されていた。手紙の内容に思わず涙する田中。しかし感動のシーンから一転、予想を上回る手紙の“オチ”に出演メンバーは大爆笑することになる――。
また、今や定番となっている浜田の“おかっぱコスプレ”も健在。加えて、斎藤工やマツコ・デラックス、野球選手の前田健太選手など、幅広いジャンルの豪華ゲストが登場する点も見どころの一つとなっている。
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