乳房全摘手術後の梅宮アンナに密着 父の梅宮辰夫の影響から乳がんの公表に「ひとりでいいから希望を与えられたら」<ダマってられない女たち>

2024/12/25 13:00 配信

バラエティー

今を生きる女性の“幸せ”をMEGUMI、剛力彩芽、ヒコロヒーが本音で語り尽くす新番組「ダマってられない女たち」(C)AbemaTV,Inc.

今を生きる女性の“幸せ”をMEGUMI剛力彩芽ヒコロヒーが本音で語り尽くす新番組「ダマってられない女たち」(毎週金曜10:00-11:00 ABEMA SPECIALチャンネル)の第2話が、ABEMA SPECIALチャンネルにて12月20日に放送され、俳優の梅宮辰夫さんの娘で元モデルの梅宮アンナが登場した。

「ダマってられない女たち」とは、映像をとおしてさまざまな女性の生きざまに触れ、自身の価値観などと照らしあわせながら、“女性の幸せ”について飾らない言葉で語りあう番組で、ハリウッド俳優の妻となり、波乱(はらん)万丈な人生を歩む日本人女性や、年収億越えのコスメブランド社長になり、8年ぶりにメディアに露出する元トップモデルなど日本や海外で力強く生きる女性たちの生きざまに密着しながら、“女性の幸せ”に迫る。

なお、第2話では、ゲストの森香澄本田望結が、MC陣と共に“女性の生きざま”を見届けた。

【写真】第2話が放送された「ダマってられない女たち」

第2話では

「ダマってられない女たち」より


12月20日放送では、乳がんステージ3Aで乳房全摘手術を受けた梅宮の家族に密着した。オープニングでは、梅宮のオシャレな自宅にカメラが初潜入。リビングには、25年前の元恋人と出したヌード写真集のお気に入りの写真が飾られていたが、元恋人については「思い出すことはないよ。だって25年、経ってる」と答える。

また、梅宮は、乳がんの闘病生活を送るなかで、抗がん剤治療の副作用で女性の命ともいえる髪の毛が無くなったことがいちばんショックだったと明かす。「シャンプーやって髪の毛を洗った瞬間、ごそって取れた」と副作用の影響から髪の毛が抜けてしまうことを語ると、母のクラウディアは「なんで私じゃないのって感じだった」と娘の悲しむ姿を見て、悲痛な言葉をつむぐ。

さらに梅宮は、ほかのがん患者の髪の毛が無くなった姿に衝撃を受けたことがあると当時をふり返り、「私は、(髪の毛が抜けた姿を)見せるのをやめよう」と心に留め、「すてきなウィッグを作って、リアルに見せられる方法。そっちを見せるべきと思った」と一女性として明るく日常を過ごせるよう、前向きな姿勢を明かす。

さらに、乳がんと闘う中でも仕事をすることについて「自分の身を助ける。精神的にも…」と語る一方、世間から「親の遺産があるのに」「働かなくてもいいだろ」と心無い言葉を投げられたことを明かす。それをスタジオで聞いていたMEGUMIは、「ふざけんなよ」「大変な人に何でそんなこと言うわけ?」と怒りをあらわにする。

さらに、アメリカで生活基盤を作っていた、梅宮のひとり娘の百々果は、母が乳がんと知ると移住先のアメリカから帰国し、「こっちに帰ってきて、またゼロからやるんだって」と不安をもらすも「向こうでもずっと考えて、何も楽しくなくなっちゃう。ずっと考えて」と帰国の決意の理由を語る。

密着取材中に梅宮は、右胸全摘に加え、わきのリンパ節を切除する手術を受けた。8日間の入院生活を終え、自宅に帰宅すると、百々果が飾りつけたバルーンアートのサプライズがあり、梅宮は「なに~!?」「ぜんぜん知らなかった…!」と感激の涙を流す。

最後に、梅宮が乳がんを公表したのは、俳優の父の梅宮辰夫さんの背中を見て育ったことが影響していると語った。「小学校の時、肺がんになった父がしょっちゅう講演会をしていた」と切り出し、「自分の経験を話して人が集まってくる。小さいながらにかっこいいと思った」とそんな父の背中を見て、「人のために何かできることを」と思うようになったという。

『ステージ3Aでもこういうことができるんだ』『アンナちゃんはこういうのをやっているんだ』って、たったひとりでいいから希望を与えられたらいいなと思ってやっています」と思いを明かした。

梅宮が乳がんを公表した背景をスタジオで聞いていたゲストの森は、「これ見たら、本当に救われる人がたくさんいるだろうなと思います。私も救われましたし……」と涙ながらに語った。

「ダマってられない女たち」より