10月18日(水)にNHK BSプレミアムで放送される北九州発地域ドラマ「GO!GO!フィルムタウン」(夜10:00-11:00)の完成試写会が行われ、ドラマに出演する土村芳、藤本隆宏、朝倉あき、光石研が登壇した。
同作は、福岡・北九州市役所のフィルム・コミッションとして働く職員・節子(土村)の奮闘を描いたヒューマンドラマ。映画の撮影場所誘致や撮影支援をする部署で働く節子は、仕事に悩み上司である司(光石)に異動を願い出ていた。そんな中突然、憧れの映画監督・安二郎(藤本)の作品の担当チーフを任されることになりやる気を取り戻す。しかし、安二郎は北九州を舞台にMAIKA(朝倉)主演の恋愛ドラマの撮影をスタートさせるも、スランプに陥ってしまう。
主演を務めた土村は「北九州に行くことは初めてでしたが、すてきな出会いをたくさんすることができました。フィルム・コミッションの方々の働く姿であったり、地域の人たちの魅力が詰まった作品になっています」とアピール。
また、撮影中の思い出に残っている出来事について「劇中にも出てきます北九州のソウルフード・(いわしの)ぬか炊きが、ご飯に合うおかずとして最高で、感動しました。撮影後にぬか炊きをいただいて、ホテルで温めていただいて食べたんですけれど、ホテルのお姉さんが『いい匂いですね』と言って渡してくれたんです(笑)。本当に北九州の皆さん、ぬか炊きが大好きなんだなと感じられた瞬間でもありました」と振り返った。
また、北九州生まれの藤本は「“ロケ弁”が本当においしかったんですよ(笑)。水であったり、ちょっと甘いおしょうゆであったり、食べ物その物が口に合うんですかね。それと劇中にも登場するおはぎ。母が作ってくれた味を思い出して印象に残っています」と撮影中の思い出を語る。
同じく北九州生まれの光石は「撮影に入る前、北九州に着いてすぐに、駅の近くにある天ぷらの店を訪れたんです。そうしたら店主の方が僕に気付いてくださって『帰ってきたと!』と声を掛けてくださったんです。ものすごくうれしかったですね」と打ち明けた。
一方、朝倉は「私は撮影中あまり出歩けなかったんです。現場では土村さんが『あれ食べちゃった』と声を掛けてくださったり、周りの方の『あれおいしいんだよ』という声に、うらやましいと思っている日々でした。ですが撮影後しばらくたってから、北九州を訪れる機会に恵まれまして、その時はここぞとばかりに聞いていたものをいろいろ食べに行きました(笑)」と笑顔を見せた。
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