――歌といえば、2人はアーティスト「Who's That Girl」としても活動されてますよね?
まりあ「そうですね。でも、正直、人前で歌うのは得意じゃなくて、いまだに緊張するんです…」
みな「そう。2人でカラオケに行くことはあっても、知らない人の前で歌うことはなかったので、恥ずかしいっていう気持ちが強いですね」
――2人でカラオケに行くときは何を歌うんですか?
みな「バラードだったり明るい曲だったりいろいろですけど、そのとき流行っている歌を一通り歌うようにしてますね」
――なるほど。でも、歌手活動の経験も本作では役に立っていますよね。では、第一線で活躍する俳優陣との共演はいかがでしたか?
みな「私たちはザ・ピーナッツさんの20代~40代までを演じたんですけど、最初は大人っぽい声の出し方も分からなくて。そんなときに高橋和也さん(渡辺晋役)が、『ゆっくり、落ち着いた感じで話すといいんだよ』ってアドバイスをくださったんです」
まりあ「他の方々もみなさん優しくて、分わからないことは丁寧に教えてくれました」
――自分たちの演技を映像で見た感想はいかがでしたか?
まりあ「全然ダメだなって思いました(苦笑)。たとえば、他の方のお話を聞いているシーンで、映っているかどうか分からなくても、表情や仕草を作らなければいけないのに、それができていなくて…」
みな「皆さんセリフがないシーンでも、完璧に役に入り込んでいるんです。そこが私たちにはまだ足りていない部分ですね」
まりあ「そういう反省点は、よく2人で話すようにしてるんです。“ここがダメだった”“あそこができていなかったね”って。でも、たいてい思っていることは一緒なんですけどね」
――考えていることまで一緒なんですね! そんなお2人を見分けるコツはありますか?
まりあ「よく見ると、輪郭が微妙に違うんですよ。みなの方がシュッとしていて、私は丸いんです。それにずっと一緒にいると、話し方も違うのでわかるようになりますよ」
みな「でも、学校の先生はいまだに見分けられてないよね(笑)」
――似すぎていて困ったことはありませんか?
みな「高校に入学願書を出すときに、証明写真を2人で撮りに行ったんです。その時に、写真がカバンの中で混ざってしまって。家に着いたら、“どっちが自分!?”って困ったことはありました(笑)。当てずっぽうで選んだら、どっちもまりあの写真だったんです」
まりあ「あの時は輪郭も隠れる髪型だったから、自分たちでも分かんなくなっちゃったよね(笑)」
みな「でも、得をすることもあるんですよ。地元のコンビニでバイトをしていたことがあるんですけど、2人でそれぞれ朝と夜に入っていたんです。そしたら来てくれたお客さんが『あなた、朝も夜も働いていてえらいわねぇ』って声をかけてくれて(笑)」
まりあ「本当に困ったときは、こっそり交代できちゃうくらい、みんな見分けがつかないよね(笑)」
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