鍋島瑠衣の目標は10位以内だった!? オーディションを通じて感じた成長とは?

2017/10/21 07:00 配信

ドラマ

ドラマ出演は確約されていたが、最終審査でも演技が評価された鍋島瑠衣

7月末から約2カ月にわたり開催され、9/26に最終回を迎えた「よしもとドラマ部 in 生テレ 金の卵オーディション」。本オーディションは、全国無料のBSテレビ局Dlife(ディーライフ・BS258ch)で10/27(金)に放送されるオリジナルドラマのヒロインを決めるべく行われた。

その「金の卵オーディション」で女優の卵たちは、動画配信サービス「生テレ」を通じて連日個人配信を行い、その際に得られるドリームポイント数によってスペシャル番組への出演権を獲得。中でも約2カ月の期間を通して、ドリームポイントの獲得数が総合1位に輝き、ドラマ出演権を獲得した鍋島瑠衣に、オーディションを終えた心境や芝居に対する想い、自身の成長について聞いた。

──2カ月にわたる「金の卵オーディション」への参加、お疲れ様でした。鍋島さんはファーストからファイナルステージの全期間を通して、ドリームポイント獲得数1位の座を守り続けてきましたが、終わってみての感想はいかがですか?

 ファイナルステージの舞台では、今までの自分とは違って前のめりで挑戦してみようって思っていたんですけど、やっぱり緊張しちゃいました。しかも、いざ前のめりになってみたら、なんだか自分とは違うというかダメというか、そんな風に感じてしまって…そこは終わってから反省しましたね。でもファイナルステージを通じて、積極的に前のめりになるのは自分には難しいなって感じたので、今後はやっぱり自分らしくしていきたいです(笑)。

──鍋島さんは以前に、「1位としてふさわしいと言われるようなお芝居をしたい」とおっしゃっていました。ファイナルステージでの演技を振り返ってみて、ご自身の演技はいかがだったと思われますか?

 個人演技の時に挑戦した長いセリフを限られた短い時間の中でしっかり覚えて演技出来たのは、詰まってしまうと思っていた分、自分にとって予想外でした。でも、1位にはふさわしくない、と思っています。だからこれからも、もっともっと演技を勉強していきたいですね。

──今回のオーディションは、鍋島さんにとって本格的な演技を始める第一歩になったかと思います。オーディション全体を振り返ってみて、それを一言で表すとすればどんな言葉が思い浮かびますか?

 “驚く”、ですね。「金の卵オーディション」に参加しようって決めた時には、こんな風にドリームポイントの獲得数1位を取れるなんて全然思ってもいなかった。私はファンの人数が0人というところからスタートしていて、今ついてくれているファンの皆さんは、オーディションが始まる4日前から流していた個人配信の練習を見てくれたメンバーなんです。その時には10位以内に入ることが出来れば良いかなと思っていました。

──トップになる、ということは全く意識していなかったんですか?

 そうです、全然思いもしませんでした! ファンがついてくれれば良いなとか、私という女優の顔を広める場所だと思って挑戦していたので、オーディションを通じて得た経験は全部がもう“驚く”でしか言い表すことが出来ません。

──その“驚く”の経験の中には、一緒にオーディションへ挑戦してきた女優の皆さんとの出会いもあるかと思います。女優の皆さんとの出会いは、鍋島さんにとってどのようなものになったでしょうか?

 私は演技に関して、まだまだ何もわからない、真っ白なところから始まっているので、共演した女優さんたちを見ていると、皆さんそれぞれ色というか個性があるなって感じました。あと、一括りにお芝居と言ってもある程度の土台があって、そこから個性が出来上がっていくんだと思うんです。私はそれを出すためにどうしたら良いんだろうって探っている時期で、どういう自分が本当の自分なのかもわからないまま。だから個性豊かな女優さんに囲まれて、私はこの中にいて良いのかなって思いは、今でもやっぱりありますね。だからこそ、今回の「よしもとドラマ部」制作のオリジナルドラマに出て、その中で少しでも何かを描いて、色が付けられれば良いなと思います。

──最後にドラマ撮影に向けて、意気込みを教えてください。

 どんな役を演じることになるのか、まだ全然わからないんですけど、精一杯頑張りたいと思います! それから演技は自分の色が付けられれば…と思っていますが、一生懸命やり続けていれば自然に色が出てくるよ、というアドバイスもいただいているので、まずは与えられた役に頑張って挑戦していきたいです。

関連人物