桜井ユキ「ほれ込んだ役」初主演映画公開! 高橋一生は「幸せで経験に」と喜び

2017/10/21 20:19 配信

映画

映画「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリービング ビューティ」初日舞台あいさつが行われた


映画「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリービング ビューティ」の初日舞台あいさつが10月21日に都内で行われ、主演の桜井ユキの他、高橋一生佐々木一平阿部純子満島真之介、ジャスミン、円谷優希、二宮健監督が登壇した。

同作品は、過去と現在、現実と妄想、見る者を縦横無尽の世界に引き込み、その視線を外させない力強い映像で綴る、人間の根源に迫る骨太のヒューマンドラマ。自主映画界で注目を浴びてきた二宮健監督が脚本も担当し、かつて誰も見たことがないほど挑発的で衝撃的な世界を描いている。

桜井ユキは「本をいただいた時に、このオリアアキという役にほれ込みました」とコメント


初主演を務めた桜井は「主演ということでここに立たせていただいていますが、本当に本が素晴らしくて、最初に本をいただいた時に、このオリアアキという役にほれ込みました。演じていく中で、皆さんにオリアアキとして居させていただいたと思っています」と共演者、スタッフに感謝。

マイク2本を手にした高橋一生は、ダブルマイクにしておどけた


高橋は「僕らもキャストもスタッフも、二宮健監督の頭の中が大好きです。この役で、このキャストの皆さんとお仕事ができたことを皆さんに見せられるのが、こんなにうれしいと、今まで思ったことがなかったかもしれません。こういう劇場のサイズで、皆さんと近い形で映画を見ていただけることは幸せで、僕の経験になっていくと思います」と喜びをかみしめた。

「この映画、やろうかって言ってから2年半。やっと今日という日を迎えられたことを、何よりも幸せに感じています」と二宮健監督


また、初の商業作品となった二宮監督は「何か変わること、日常を打破することに対して、運を持っていると歳月ばかりが流れていくんですね。そんな中で、僕ら全員に与えられた平等な力というのは、妄想することだったり、想像することだったり、イマジネーションすること。その力で自分を乗り越えていくようなことが、どのタイミングでも自分の力でできると思います。そういうものが今日の映画に映っていたらうれしいなって思いました。皆さんの心に届いていたらうれしいです」と映画への思いを語り、イベントを締めくくった。